2020年07月17日

日焼け止めを塗ってもすぐ日焼けしてしまうのは、あなたの紫外線対策が間違っているからかも知れません


メッシュの帽子を被って日差しを浴びている女性の画像.jpg

 あなたは、市販の日焼け止めを塗ってきたから大丈夫と思っていたのに、外に出てから30分も経たないうちに、肩が赤くなってきたとかいうことはないでしょうか?

 実は、紫外線についての新たな研究結果によると、紫外線対策に対する私たちの理解が思いのほか浅いことを示しているそうです。どういうことかと言うと、日焼け止めを選ぶ際に考慮すべきなのはSPFだけであると考えている人の割合は51パーセントにのぼっているという事実です。

 今日は、日焼け止めを塗ってもすぐ日焼けしてしまう理由と二度と間違わない明確な紫外線対策について、UK版ウィメンズヘルスの情報をもとに、ご紹介したいと思います。日焼け止めを塗りたくって最善の結果を期待するだけでは、どうやらダメみたいですよ。

◆タイミングが悪い
 日焼け止めが肌に十分浸透し、保護バリアを形成するには30分ほどかかるのだそうです。ですから、保護バリアが形成される前に日差しを浴びれば、肌はしっかり守られないことになります。しかも、日焼け止めを塗った直後に服を着れば、日焼け止めが衣類に擦れて落ちてしまい、おろしたてのスポーツブラに染みができるだけでなく、肌が部分的に紫外線から守られないことになってしまいます。

◆量が足りない
 多くの女性が簡単に焼けてしまう主な理由は、単に日焼け止めを十分使っていないからということのようです。適切な量を使わなければラベルに書かれた保護作用は得られないので、手足にサッと一塗りしたところで日光に対する十分なバリアは築けないそうです。

 太陽光エキスパートのハワード・ムラード博士は、「体と顔全体に28グラム (ショットグラス1杯分) の日焼け止めを使い、太陽の下に長時間いるときは絶えず塗り直す」 よう勧めているということです。

◆汗をかいても塗り直さない
 誰しも、水泳やシャワーの後には日焼け止めを塗り直す必要があることは知っていると思いますが、日焼け止めの効果は汗でも落ちることを忘れる人が多いそうです。

 公園を走るにせよ、ビーチで汗をかくにせよ、発汗レベルに気を配り、必要に応じて頻繁に塗り直す必要があるとムラード博士は語っているそうで、ムラード博士によると、

「たくさん汗をかいたり、泳いだり、水に浸かったりする予定なら、ウォータープルーフの日焼け止めを40〜80分ごとに塗って最大限の防御をしよう」

ということです。1日1回塗ればOKの商品はカバー力が長持ちするでしょうし、オイルフリーのクリームなら汗をかいてもニキビができにくいはずですから。

◆間違ったSPFを使っている
 SPFは、日焼けと皮膚がんの原因となる紫外線B波に対する日焼け止めの防御力を測る指数だそうです。

 英国皮膚財団が推奨するのは、SPF値が30以上の日焼け止めだそうで、これまでの調査によって、量が十分である限り、SPF30では約97パーセント、SPF50では約98パーセントの紫外線B波が防げることが分かってるそうです。ですから、SPF値が30以下の日焼け止めを使っていると、効果が薄くなることになります。

◆紫外線A波に対する防御力が弱い
 先ほどもご説明したとおり、「日焼け止めのSPF値が示すのは、あくまで紫外線B波からの防御力」です。実際に日焼けを引き起こすのは確かにB波なのですが、紫外線A波から肌を守るのも極めて重要なのだそうです。ムラード博士によると、

「実際のところ、最もダメージの大きい太陽光はA波なので、A波とB波の両方から肌を守るブロードスペクトラムの商品を使うことが大切。A波の強さは年中変わらず、雲や窓さえ通り抜ける」

ということです。

 紫外線A波に対する防御力を調べるには、商品に書かれたPA値をチェックすれば良いそうで、日本では防御力の表示に+が用いられていて、PA+は紫外線A波に効果がある、PA++はかなり効果がある、PA+++は非常に高い効果がある、PA++++は極めて高い効果があることを意味しているということです。

 いかがですか?

 結局、日焼け止めクリームを選ぶ際は、SPFが30以上で、PAの+の数が多いものを選ぶといことと、お出かけの30分以上前に日焼け止めを塗る、汗をかいたら塗りなおすことが、紫外線対策のキーポイントのようですね。

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posted by ケイちゃん at 17:16| Comment(0) | 美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月01日

「ついついポニーテール」や「髪の洗いすぎ」 も、女性の薄毛につながるそうです


長い髪を手に持つ女性の画像.jpg

 女性は髪が命なのは確かですね。少しでもボリュームとツヤのある髪の毛でいたい、という気持ちは薄毛に悩む男性以上だと思いませんか。

 あなたも、日々、髪を巻いたり染めたりと、美しく見せる努力は欠かしてないと思いますが、しかし、髪のために最善の努力をしているつもりが、間違ったヘアケアにより思わぬところで薄毛の引き金になっている可能性があるそうです。

 今日は、「ついついポニーテール」や「髪の洗いすぎ」など、女性の薄毛につながる間違ったヘアケアについて、順天堂大学医学部皮膚科学先任准教授で順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター皮膚科科長の植木理恵医師のお話をもとにご紹介したいと思います。

◆髪の「いじり過ぎ」や洗い過ぎも薄毛の原因に
 カラーリングやパーマ、髪を一つに結んだり、編み込んだり、まとめたり……ヘアアレンジのバリエーションはたくさんあります。ヘアが決まらないとファッションも決まらないという人も多いのではないでしょうか。しかし、「いじり過ぎ」は薄毛の原因になるといいます。植木医師によると、

「カラーリングの間隔はできれば2カ月、少なくとも1カ月以上は空けたほうが髪のダメージは少ないです。カラーリングとパーマも同時にしないほうがいいですね」

ということです。

 そして植木医師は、昨今の流行やファッション優先のヘアケアにも、警笛を鳴らしておられます。

「ノンシリコンやオーガニックシャンプーといった、ヘアケア製品の“自然派”志向ブームですが、髪のためにはシリコンが入っていることが必ずマイナスになるわけではありません。そもそもシリコンには、髪をコーティングして指通りを良くし、髪同士の摩擦を抑える効果があります。頭皮の毛穴のつまりやかゆみなどのトラブルが懸念され、ノンシリコンがもてはやされるようになりましたが、ノンシリコンシャンプーの場合、どうしても髪をなめらかに洗い上げにくく、髪がきしんだり絡んだりしてしまいやすいのです。

 シリコンシャンプーも一時のようにシリコンを過剰にいれた商品が減り、改善されてきています。とくにかゆみなどがなければ、シリコン・ノンシリコン、オーガニックにかかわらず、気に入った、自分の髪にあったものを使えばよいでしょう」(植木医師)

 植木医師も、「そもそも乾燥肌なら、かゆみやフケと相談しながら、冬場などはとくにシャンプーは一日おきぐらいでいい。本来、地肌から出る皮脂はきれいなものなので取りすぎないほうがいい。髪は洗いすぎないほうが、自らの皮脂でツヤも出ます」と、言っておられます。

◆地肌をしっかり乾かさなのも、薄毛の原因に
 髪の乾かし方にも薄毛予防のポイントがあるそうです。洗髪後はしっかりタオルドライをした後、ドライヤーで髪の根元の地肌をしっかり乾かします。地肌を濡れたままにしておくと、頭皮が蒸れて菌が繁殖しやすくなったり、皮脂が余分に出てしまったり、切れ毛が増えたりなど、頭皮トラブルのもとになってしまい、その結果、薄毛にもなりやすくなってしまうということです。

「夏場などはドライヤーの温風で髪を乾かした後、最後に地肌の汗が引くまで冷風をあてるといいですね」(植木医師)

 また、ポニーテールなどの結び髪を習慣にしている人も要注意だそうです。ポニーテールは手間がかからないため、「ついつい、いつも同じ髪形」という人も多いかも知れませんが、しかし長年、髪を強く引っ張り続けると「牽引性脱毛症」になる場合があるのだそうです。

「同じ結び方で髪を強く引っ張り続けると、その部分の頭皮の血管が細くなって血流が悪くなり、薄毛になりやすくなります」(植木医師)

 また植木医師によると、

「まとめ髪やナースキャップ、ウイッグなど、髪をピンでとめることが多い場合も、いつも同じ箇所でとめているとそこが脱毛しやすくなります。頭皮に痛みが出てきた時は危険信号です。できれば2時間以上、同じところをピンでとめないように、ピンの位置を時々変えるべきです」

ということです。

「髪を結ぶ場合も毎回同じ結び方にしないで、なるべく変える。工夫次第で髪のおしゃれをちゃんと楽しみながら、薄毛は防げるのです」(植木医師)

 いかがですか?

 髪の洗い過ぎが薄毛の原因になるなんて、びっくりですね。あなたも、正しいヘアケアで薄毛を防ぎながら、髪のおしゃれを楽しんで下さいね。

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posted by ケイちゃん at 17:34| Comment(0) | 美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月28日

美肌のためにはコラーゲンを食べるべきだと思いますか?


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 「健康でハリのある若々しい肌を保ちたい」という願いは誰もが持っているのではないでしょうか。そのためか、コラーゲンに関するテレビのCMが流れない日はないように思いますし、実際に販売されている商品としても、美容や健康目的のサプリメントから、グミキャンディ、飲食店のメニューでもコラーゲン鍋やコラーゲンサワーなどコラーゲンやコラーゲンペプチド配合を謳った商品など、多岐に渡っています。

 コラーゲンといえばお肌ぷるぷるというイメージが定着していますが、あなたはコラーゲンとゼラチンは何が違うのか、体の中でどのように機能するのかなど、ご存知でしょうか。

 今日は、コラーゲンとはどういうものなのか、現時点での健康効果への評価や、食生活に採り入れる場合の注意点などについて、ご紹介したいと思います。

◆ゼラチンと何が違うの?
 コラーゲンはタンパク質の一種で、骨や軟骨の成分として、体を支えたり、皮膚や腱などに柔軟さを与えるなど、体にとって重要な役割を担っています。

 ゼラチンはふやかしてジュースなどに溶かすことでプルプルのゼリーやグミキャンディなどの材料にもなる凝固剤ですが、動物の骨や軟骨、ウロコなどコラーゲンが豊富な組織を高温にせずに煮込むことでつくることができます。

 そのままのコラーゲンは硬くて水にとけませんが、加熱して変性すると水に溶けて消化の良いゼラチンのように性質が変化します。成分的にはほぼ同じですが、ゼラチンになることでコラーゲンを一般的な食材として食べられるようになります。ちなみにコラーゲンもコラーゲンペプチドの粉末を冷やし固めてもゼラチンのようにプルプルのゼリーはつくれません。

◆コラーゲンはそのままでは吸収できない?
 コラーゲンは消化されにくいだけでなく、体に吸収されたとしてもバラバラになってアミノ酸になるため、そのまま皮膚のコラーゲンとして再生されるわけでもありません。そのため、コラーゲン使ったいわゆる健康食品に対て専門家からも多くの疑問が寄せらたこともあり、現在ではコラーゲンを酵素により細かく分解したコラーゲンペプチドを配合した食品が主流になってきています。

◆コラーゲンペプチドは何が違う?
 コラーゲンペプチドは分子量が小さいため、消化吸収されやすく、さらにアミノ酸が数個つながったままの状態(ペプチド)で体内に取り込まれることが分かっています。完全に分解されないまま体内に吸収されたコラーゲン由来のペプチドが血液中に増えてくると、それが刺激になって体内でのコラーゲン合成が活性化すると考えられています。つまり、体の組織が壊れてコラーゲンが血液中に増えてしまった状態と勘違いをさせ、コラーゲン合成を活性化させようという理屈です。

 そして、こうした考え方に基づいた細胞実験や血液を分析したデータも出てきているようで、コラーゲンを食べても分解されてしまいアミノ酸になるので意味はない、という批判は的外れになってきています。

◆ではコラーゲンの効果はあるの?
 理論上はコラーゲンを摂取する妥当性はありそうですが、食べて期待する効果が得られなければわざわざコラーゲンペプチド商品を買う意味はありません。

 現時点でのエビデンス(科学的根拠)を調べてみると、DBRCTという妥当性の高い方法で行われた臨床試験でも褥瘡や変形性膝関節症などで効果があったという報告がいくつかでています。ただし、効果が見られたという報告がまだ少ないことと、反対に効果が見られなかったとう報告もあるため、今のところ「効果があるとは強くいえない」という評価に留まるということです。

 また、効果を報告している事例でも、実験参加者が少ない、解析や評価に疑問がある、利害関係のある企業が関与(利益相反)している例なども多く、質の高い報告が増えてくるまでは効果を期待しない方が良さそうです。

 機能性表示食品制度では、このようなまだ専門家でも議論の分かれる状況でも、根拠となる人を対象にした臨床試験の結果などがあれば、その根拠を消費者等が確認出来るようにすれば企業の責任で効果を謳うことが許されています。「肌への効果が実証」、「膝への効果が臨床試験で確認された」と宣伝されているものを消費者が疑うというのはかなり無理があるように思います。消費者の想像するコラーゲンペプチドの効果と企業の考える効果の差が大きいのではないかというのが気になるところです。

◆コラーゲンの栄養価
 ここまで美肌とコラーゲンという観点で見てきましたが、食品としてのコラーゲンの栄養価について考えてみたいと思います。

 コラーゲンは少し偏ったアミノ酸組成を持っていて、グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アラニンという4種類かのアミノ酸からできているのですが、これらは非必須アミノ酸に分類されています。非必須アミノ酸は体の中で他のアミノ酸から作り出すことができるものです。それに対して必須アミノ酸は他のアミノ酸から作れないため、食べものから一定の量をとらなければなりません。

 食品に含まれているタンパク質の栄養価を評価する指標にアミノ酸スコアというものがありますが、必須アミノ酸を含んでいないコラーゲンやゼラチンのアミノ酸スコアは0になります。

 肌に良いからとコラーゲンばかりを摂取してしまうと、タンパク質をとっているとアミノ酸バランスが崩れてしまう恐れがあります。栄養状態の低下は肌の健康にも悪影響をおよぼしますので、普段の食生活こそ大切にして欲しいと思います。

◆低栄養の高齢者に・・・という危険性
 最近見かけることが多いのが、高齢者を対象にしたコラーゲンペプチドを配合した栄養補助食品です。コラーゲンに創傷治癒や褥瘡治療効果があるという期待から配合している商品が増えてきているように思います。

 コラーゲンは必須アミノ酸を含まないタンパク質ですので、栄養価の低い食品だというのは先ほど説明した通りです。高齢になり身体機能が低下してくると自分で食事をつくることが難しくなったり、食欲の低下、咀嚼機能の低下、消化吸収不全など様々な理由が複合的に起こり、十分に栄養を摂取することが困難になり低栄養の危険性が高くなります。

 このような人が効率よく栄養補給するためには、食べやすく量があまり多くなく、必要な栄養素がとれる食品が理想的です。コラーゲン飲料やゼリーを飲んで満足してしまい、他の大事な栄養がとれなくなってしまっては本末転倒です。

 褥瘡のある高齢者が利用する場合でも、必須アミノ酸はしっかり確保できているかを確認することが大前提です。

◆今回のまとめ
・コラーゲンとゼラチンは構成成分は同じだが、食品としての性質は異なる
・コラーゲンやコラーゲンペプチドはプルプルしない
・コラーゲンペプチドは体の組織を再生を促す役に立つ可能性はある
・コラーゲンペプチドの美肌効果はあるともないともいえない
・栄養素としてはコラーゲンの価値は低くエネルギー源になるぐらい
・食欲の低下している高齢者がわざわざコラーゲンを食べるのはデメリットの方が大きい

 いかがですか?

 現状は、コラーゲンの美肌効果というイメージばかりが先行しているように思いますが、「○○を食べれば△△に効く」という魔法のような効果を期待させてしまうような食品の宣伝には、眉につばして臨むのが大事なのではないでしょうか。

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posted by ケイちゃん at 18:23| Comment(0) | 美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする