2020年09月23日

お医者さんが考えた「長生きみそ汁」で、自律神経の働きをサポートできるそうです

 あなたの腸の調子はどうでしょうか。便秘とかになってませんか? 今日は、“腸のスペシャリスト”として知られる順天堂大学の小林弘幸教授のお話をもとに、「自律神経と腸を整える」料理について、ご紹介したいと思います。小林先生は、初診が数年待ちという日本初の「便秘外来」を率いる名ドクターだそうですよ。

◆日本人のソウルフード「みそ汁」

みそ汁と具のイラスト画像.jpg

 小林先生は、これまで音楽療法やストレッチなど、自律神経を整えるさまざまなアプローチを提案されてきたそうですが、近著『医者が考案した「長生きみそ汁」』では、自律神経のバランス向上や疲労回復、エイジングケアにも役立つ“最強の料理”として、いつものみそ汁をバージョンアップするアイデアを紹介されています。小林先生によると、みそは「みその医者殺し」といわれるほど栄養価が高く、バランスにも優れたすばらしいスーパーフードだそうです。

 もともとたんぱく質やビタミン、食物繊維など、豊富な栄養を備えている大豆は、発酵することでアミノ酸を作り出し、さらに栄養価の高い食材に生まれ変わります。

 ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維など、結果的にみそには、代表的なものだけでも、これだけたくさんの栄養素が含まれているのだそうです。
(『医者が考案した「長生きみそ汁」』p28〜29より引用)

豆腐と麩のみそ汁の画像.jpg

 いつもの食生活ではなかなか足りず、サプリメントなどで補充したくなる栄養素が、みそにはたっぷり含まれていることがよくわかります。その健康効果は、下記のように科学的にも実証されてきているとのことです。

・発酵によって老化制御機能が生まれる(東京農業大学・小泉武夫名誉教授)
・血圧上昇を抑制し脳卒中を予防する効果がある(広島大学研究グループ)
・みそは胃ガンを抑制する効果がある(広島大学・渡邊敦光名誉教授)
(『医者が考案した「長生きみそ汁」』p3より引用)

 老化制御機能や、血圧上昇を抑制する効果もあるとは驚きですね。日本人の長寿の秘密の一端を担うのが「みそ汁」というのも納得の研究結果です。

◆なぜ「みそ汁」で自律神経が整うの?

 小林先生が「みそ」の研究をはじめたのは、長年にわたり自律神経の治療に携わるなかで、「病気や不調は、生活習慣によるところがかなり大きい(『医者が考案した「長生きみそ汁」』p2より)」と実感したことがきっかけだそうです。

 自律神経とは、腸などの臓器をコントロールする神経のことで、交感神経と副交感神経のふたつに分かれており、このバランスが乱れることで、免疫力の低下が起こります。

 自律神経のバランスが崩れると、慢性的な便秘や、高血圧や心筋梗塞などの病気にかかりやすくなり、がんのリスクも高まると小林先生。腸内環境を整えるためには、「食」を改善することが近道です。

 そこで白羽の矢を立てたのが、日本人には身近な「みそ汁」だそうです。元来みそには、腸内環境をよくする善玉菌の代表格である乳酸菌がたっぷり含まれています。ただみそ汁をすすめるだけではなく、料理の基本となる素材から見直してパワーアップさせれば、あらゆる病気を遠ざけ、不調を改善することができるかもしれない……。そんな発想から生まれたのが「長生きみそ汁」です。1日1杯飲むだけでよく、一度作れば保存がきくところも魅力的だということです。

◆4つの素材に秘められた力

 「長生きみそ汁」は、赤みそ、白みそ、玉ねぎのすりおろし、りんご酢を混ぜてペースト状にし、製氷器にいれて冷凍庫で凍らせ、「みそ玉」にしたものだそうです。お湯に溶かしてそのまま飲んでもいいですし、好みの具材を加えるとより一層おいしくいただくことができるということです。

 「長生きみそ汁」が最強だという理由は、この4つの素材の組み合わせに秘密があるのだそうです。

・白みそには、ストレスを軽減してくれるGABAがたっぷり。
・赤みそは、メラノイジンという抗酸化作用のある成分が豊富。
・玉ねぎは、解毒効果たっぷりのケルセチンという抗酸化作用のある成分が豊富。
・そしてりんご酢は、余分な塩分を排出するカリウムが豊富。
(『医者が考案した「長生きみそ汁」』p29より引用)

 4つの素材を組み合わせることで、自律神経を整える多彩な相乗効果が生まれるのが「長生きみそ汁」のメリットです。

 「長生きみそ汁」のもとになるみそ玉は、合わせる具材の取り合わせでさらに栄養効果がアップします。

 いかがですか?

 [医者が考案した「長生きみそ汁」]には、みそ汁の豊富なレシピはもちろん、食べ応えのあるおかずの調味料として活用したレシピもたくさん紹介されているそうなので、料理本としても実用的だということです。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 よろしかったらブログランキングのクリック応援をお願いします。

posted by ケイちゃん at 17:27| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月07日

日記を書くと高血圧が改善されるかも知れないそうです


コーヒーを飲みながら日記を書いている画像.jpg

 あなたは毎日の出来事とか、行動、感じたことなどを日記に書いてますか? 日記も昔は紙の日記帳が主流でしたが、最近ではスマホのアプリを使っているという方も多いかもしれません。

 ところで、この日記を書くという行為が健康づくりに役立つ可能性があるそうです。「文章を書くだけで傷の治りが早まる」と聞いても、にわかには信じられませんが、欧米では「expressive writing」「emotional disclosure」と呼ばれ、研究が進んでいる療法なのだそうです。

日記を書くと血圧が下がるの画像.jpg

 今日は、『日記を書くと血圧が下がる――体と心が健康になる「感情日記」のつけ方』(CCCメディアハウス)の著者で、精神科医、医学博士の最上悠氏のお話をもとに、この「日記療法」の効果と具体的な方法について、ご紹介したいと思います。

◆文章を書くことで、腰痛や喘息、がんにも効果がある?
 最上先生によると、文章を書くことの効果は、心だけでなく体そのものにもあるそうですが、実は、最初は最上先生自身も信じられなかったそうです。

 実際、外科手術を受ける前の患者に3日間、1日15分をかけて文章を書いてもらったところ、術後の傷口の回復が早かったという研究結果があり、また、がんの痛みや腰痛、喘息の症状が緩和されたりもするというこうとです。

 こうした研究はイギリスを中心に欧米では広く知られていて、実は30年以上にわたって研究が続けられているのだそうです。しかもその中には、最も厳密な検証法と言われる「RCT(ランダム化比較試験)」や、より信頼性を高めるための「メタ解析」が行われたものも多くあるということで、それなりの信頼性もあるようです。

 この療法は、欧米では「expressive writing」「emotional disclosure」と呼ばれているそうで、この英語の意味から分かるように、この療法では感情について書くことがポイントだそうです。具体的には、「過去に起こった出来事と、そのときに感じたストレスやつらい思い」について書くということです。

 こうした欧米での研究成果を受けて、最上先生はこれを「日記療法」「感情日記」と名付けて、自らも臨床で試すことにしたそうで、大動脈解離という大病をした男性に、もう二度と血管が破れないように、血圧をしっかり下げるための手段のひとつとして日記を書いてもらったのだそうです。

 その結果ですが、どんなに薬を調整しても170mmHGより下がらなかった血圧が、3週間後に100mmHG台前半まで下がったそうです。また、その他の患者でも効果を得られている人は少なくないということです。

◆感情を抑えていると早死にする?
 しかし、なぜ感情を文章にすることが体にも影響を与えるのでしょうか? それは、心と体が(多くの人が思っている以上に)密接につながっているからです。

 精神的ストレスは身体面にもさまざまな悪影響を及ぼすのは、多くの方が経験済みではないでしょうか。つらい経験や日々の苦悩がストレスになると、それによって頭痛などの痛みが生じたり、ホルモンバランスが崩れたり、内臓疾患につながったりもします。最上先生によると、感情日記は、これと同じような作用によって、全く反対の効果を及ぼすそうです。

 日記を書くと、自分の心の奥底にある感情に触れることになります。すると、抑えられていた感情が解放され、精神的ストレスが和らぎ、それによって自律神経系や内分泌系、さらに免疫系のバランスも回復して、病気や体調不良が改善される、のだそうです。

 つまり、重要なのは「感情」です。感情を抑えているとストレスが蓄積して病気になり、感情を外に出せばストレスが和らいで、それだけで回復することもあるのだそうです。「感情を抑圧していると早死にする」という調査報告もあるくらいで、感情は体の健康にもつながっているということです。

 そうは言っても、そう簡単に感情を解放できれば苦労はありません。欧米ではセラピーに通うことは一般的だそうですが、日本ではなかなかハードルが高いからです。その点、「日記」という方法は、日本人に向いているのかも知れませんね。

◆「1日15〜20分、3〜4日連続」三日坊主でもOK?
 ただそう言われても、日記は続けるのが難しいのも確かですが、実はそんな人に朗報があるそうです。

 日記療法の草分けと言われるアメリカの研究者によると、「1日15〜20分、3〜4日連続」でも変化は出るということです。つまり、三日坊主でもいいということです。最上先生も、日記は毎日書かなくても良くて、週に1〜3日を目安にすればいいと言われています。

 また日記なので自分だけのために書けば良く、誤字など文章の完成度を気にする必要もありません。つらかったことやストレスに感じていることなど、ネガティブなテーマを選んだり、特に誰にも話したことのないような内容を書くと、より大きな効果が期待できるということです。

 そして、どんなに筆が進んでも、1日に書くのは15〜20分程度に留め、30分以上は続けないほうがいいそうです。これは、一度にたくさんこなし過ぎると、あとが続かなくなってしまうからです。三日坊主でも効果はあるのですが、やはり継続する方が、末長い心と体の健康づくりにつながるからです。

 いかがですか?

 高度な医療技術や、ずっと薬を服用することに比べれば、あまりにも魅力的な日記療法ですが、言うまでもなく、これは現代医療に取って代わるものではありませんし、万人に効果があるわけでもありません。最上先生も、既に病気や症状がある場合には、まずは科学的治療を受けることが原則だと、話しておられます。

 とは言っても、糖尿病や高血圧などの慢性疾患をはじめとして、薬だけでは改善できないことも多いのも事実で、やはり、感情という目に見えない要因が影響しているからなのかも知れません。

 病気がなかなか改善しないと悩んでおられる方、お金もかからず大きな副作用もない新しい健康法として、日記療法を試してみる価値はあるかも知れませんね。

 よろしかったらブログランキングのクリック応援をお願いします。

ラベル:日記 高血圧 改善
posted by ケイちゃん at 16:52| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月01日

O型は、他より圧倒的に病気に強いのだそうです


ブラジルの先住民族ボロロ族の画像.jpg

 あなたの血液型は何型ですか? 日本人の血液型の分布は、A型42%、O型23%、B型19%、AB型16%だそうですが、この比率は民族によって違うらしくて、ブラジルの先住民族ボロロ族は全員がO型なんだそうです。

 実は近年、梅毒の感染者数が増加しているそうで、平成29年には44年ぶりに5000人を超え、平成30年は7000人を超えました。昨年令和元年は少し少なくなったものの6639人と高止まりしています。そして男性と女性の割合では令和元年では男性66%、女性34%となっていますが、最近の傾向として若い女性の患者数が増えているのだそうです。

 そしてこの梅毒に限らず「血液型」によって病気にのり患リスクが異なるという、データたがあるのだそうです。今日は、「ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話」(ワニブックス)の著者で、動物行動学研究家の竹内久美子さんのお話をもとに、O型が他より圧倒的に病気に強い理由について、ご紹介したいと思います。

◆O型は梅毒の末期患者が少ない
 竹内さんによると、

「血液型の発見は1901年で、梅毒の特効薬であるペニシリンは1929年ですが、『人類遺伝学』の著者のひとり、F・フォーゲルは1920年代の梅毒患者のデータを基に『O型は梅毒に強い』という仮説を立てています。O型以外の血液型は、梅毒の末期患者の比率がO型に比べて1.7倍も多かったのです。日本でも久留米医大の王丸勇氏が梅毒の末期患者を調べた調査があります。それによるとA型が全体の42%(日本人の血液型分布はA型38%)で、O型は23%(同31%)、B型は19%(同22%)、AB型は16%(同9%)でした。O型は人数の多さに比べて末期患者が少ないことが分かります」

ということです。

◆「O型」が圧倒的に病気に強い理由
 そして、梅毒に限らず、「O型」は圧倒的に病気に強いそうで、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、コレラといった“胃腸関係”の罹患リスクは高いものの、がんや心臓病、糖尿病などは他の血液型に比べてもかかりにくいことが分かっているということです。竹内さんによると、

「ヒトの血液型とは免疫の型のことです。赤血球などの細胞の表面には“糖鎖”という毛のようなものがびっしりと生えていて、その最末端の違いが血液型の違いになります。たとえば糖鎖の違いによって体内への通過を許す病原体が異なるといった考え方もあります。そういう意味で、なりやすい病気、なりにくい病気があるのでしょう。O型の糖鎖は、A型の糖鎖をつくるための酵素の遺伝子に変異が起きたもので、A型の最末端についている糖鎖がありません。これが、がんなどの病気リスクの高いA型との違いで、有利に働いていると考えられます」
ということです。

 いかがですか?

 O型はおおらかで大ざっぱな性格といわれストレスには無縁のように思われますが、そんな非科学的な性格分析には関係なく、科学的には病気に強いことが証明されているんですね。

 うちは主人がO型、私がA型なのですが、確かに主人はのんびりしていて風邪も引いたことがないくらい、健康です。これも血液型が関係しているのでしょうか。

 よろしかったらブログランキングのクリック応援をお願いします。

ラベル:O型 病気 強い
posted by ケイちゃん at 16:39| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする