2018年03月07日

お酒が感情に与える影響を調べたところ、面白いことが分かったそうです

 あなたはお酒を飲みますか?飲むなら、どんなお酒が好きですか?

 実は、「飲むお酒の種類とお酒によって引き起こされる感情には関係があるのか」ということについて、研究者たちが約3万人を対象に調べたそうで、その結果、スピリッツ(ブランデー、ウォッカなどアルコール度の高い蒸留酒)は攻撃的な感情と、赤ワインやビールはリラックスした感情と関連していることがわかったそうです。

 今日はその結果について、ご紹介したいと思います。

 研究は、世界最大のドラッグ・アルコールのオンライン調査機関「グローバル・ドラッグ・サーベイ(GDS)」を通して、匿名で実施されたそうで、調査では、21カ国に住む過去1年間でお酒を全て飲んだ18歳〜34歳の人たちを対象に、アルコールの消費の仕方とを飲酒時の感情を尋ねたものです。

 調査で尋ねたアルコールの種類と感情は以下の通りです。

・アルコールの種類:ビール、スピリッツ(ブランデー、ウォッカなどアルコール度の高い蒸留酒)、赤ワイン、白ワイン

・感情:エネルギッシュに感じる、リラックスする、性的に魅力的だと感じる、自信が出る、疲れを感じる、攻撃的な気持ちになる、気分が悪くなる、落ち着きがなくなる、涙もろくなる

 約3万人から得られた回答から分かったのは、次のような結果です。

■ スピリッツは、リラックスした気分との関連が一番低かった(20%)。そして最もネガティブな気分を引き出した。また、スピリッツを飲む人の約30%が、長時間飲み続けると攻撃的な気持ちを感じると答えた。

■ スピリッツを飲んだ時、ビールやワインに比べてある種のポジティブな気分になる割合が高かった。約59%の回答者がスピリッツを飲むとエネルギッシュな気持ちになり自信を感じると答えた。また42.5%が、自分を性的に魅力的だと感じると答えた。

■「リラックスする」と答えた割合が最も高かったのは赤ワイン(約53%)で、次に高かったのはビール(50%)だった。赤ワインを長時間飲み続けて攻撃的な気持ちを感じると答えたのは、2.5%にとどまった。

■ 全てのタイプのお酒で、「自宅外で飲酒した時に自信やエネルギー、性的な魅力を感じる」と回答したのが最も多かった世代は年齢18〜24歳だった。

■ 女性は全てのタイプのお酒で、攻撃的な感情をのぞく全ての感情を男性より強く感じた。

■ 男性は全てのタイプのお酒で、攻撃的な感情を女性より強く感じていた。

■ 飲酒量が多い人は、「攻撃的な気持ちを感じる」と答えた割合が、全てのタイプのお酒で飲酒量が少ない人に比べて6倍多かった。

■ 飲酒量の多い人は、自宅で飲む時も自宅外で飲むときも、攻撃的な気持ちや涙もろさをより感じるお酒を選ぶ傾向にあった。

 また、アルコールに依存している人は、飲酒量が少ない人に比べてお酒を飲むと5倍エネルギーを感じると答えていたそうです。この結果から研究者たちは、アルコールに依存している人たちは、お酒を飲むことでポジティブな感情を生み出そうとしているのではないかと考えているようです。

 今回の研究について研究者たちは、観測に基づくものなので100%正確な結果を引き出しているとはいえないが、調査はアルコールの間違った飲み方を考える上で役立つとしています。

 研究に携わったマーク・ベリス氏は、「ラム、ジン、ウォッカといったスピリッツは、何世紀にも渡って暴力と関係してきたが、現在でも他のお酒より攻撃的な感情に関係している」と述べ、安価なスピリッツに対する懸念も示していて、ベリス氏は、

 「イギリスでは、違法に販売されているスピリッツは1リットルあたり15ポンド(約2,300円)かそれより安くで簡単に買うことができます。これは、ダブルを1杯75ペンス(約115円)でつくれる価格です。この安さは、健康を蝕むような飲み方を助長する原因になり得ます。また飲酒による暴力やケガが、周りの人にとってリスクとなる可能性もあります」

と述べています。

 また、イギリスアルコール研究所のジェームス・ニコルス博士は、今回の研究の重要性についてハフポストUK版に次のように語っています。

 「今回の研究で重要な点は、これが調査によるものだということです。つまりこの調査は、お酒が実際に身体にどのような影響を与えるかを示したというよりはむしろ、回答者たちが何を求めてお酒を飲むかに光を当てています」

 そして、アルコールに関する教育などを行う団体「Drinkaware」のジョン・ラーセン氏は、

 「この研究は、人々がお酒を選ぶ理由を理解し、そのお酒にどんな作用を求めているかを理解することの大切さを示しています」

 「お酒を選ぶ理由やお酒に求める作用は、実際にお酒を飲んだ時にどう振る舞うかに影響を与えます。そして時には、自分自身を傷つけるまで飲んでしまう危険性もあります」

と述べています。

 いかがですか?

 お酒が感情に与える影響を調べた研究が何の役に立つのかなと思ったのですが、見る人が見ればれそれなりに役に立つのですね。なお、この研究結果は医学雑誌BMJ Openに掲載されたそうです。興味のある方は、検索して読んでみられたらどうでしょうか?


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ラベル:お酒 感情 影響
posted by ケイちゃん at 18:26| Comment(0) | 飲料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

炭酸系の飲み残しを保存する秘訣があるそうです

 クリスマスパーティーやお誕生日パーティーなどで開けたけど、飲み切らずに残ってしまったシャンパンやスパークリングワインなどはどうしてますか?

 とりあえず冷蔵庫に保管しておいたけど、忘れていて気がついたら炭酸が抜けてスカスカだった、というようなことはないでしょうか?

 今日は、そんな炭酸系の飲み残しを保存する秘訣を、海外サイトの情報を基にご紹介したいと思います。

 その秘訣ですが、やり方は簡単です。金属製のスプーンやフォークの柄をボトルの口に差し込んでおくだけです。実際に試した人によると、「なかなか健闘した」そうです。

 俗説ではなく、きちんと科学的に裏付けされたものなのかと、ネットで検索してみても『スプーンが外気との圧力を一定に保つ』『銀と炭酸ガスが反応して、ビンの口の付近で発生した気体の膜が、炭酸ガスを逃がさない蓋になる』など、スッキリとはしていません。

 考えられるのは、温度調節を行う役割を持つ「ラジエーター」と同様の働きをスプーンが果たしているのではないかということです。これは、冷え易くする「コールドプラグ」、すなわちスプーンの柄の部分を差し込んだボトルネック内の温度は、差し込まれていない部分よりも早く冷えるということが、実験で明らかになっているからです。冷たい空気は暖かい空気よりも密度が大きく重いので、下にたまっていきます。また、一般的に気体の溶解度は温度が低い方が高い(よく溶ける)ため、炭酸ガス(二酸化炭素)は温度が低いほど抜けにくくなるというわけです。

 いかがですか?

 炭酸系の飲み物が余った時は、ダメ元で試してみても良いかも知れませんね。


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posted by ケイちゃん at 18:28| Comment(0) | 飲料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

「野菜ジュース」の真実を知りたいと思いませんか?

 野菜不足を補おうと、野菜ジュースを飲んでいる人が多いようです。かくいう私もそうなのですが、技術の進歩などもあり、野菜ジュース自体も発売当初からするとかなり作り方や成分などが変わってきているそうです。でも今だに昔の知識がまかり通っていて、野菜ジュースに対する誤解も多々あるようです。

 ということで今日は、野菜ジュースの誤解されがちな点、野菜ジュースの真実について、ご紹介したいと思います。

 「野菜ジュース」とひと口に言っても、使われている材料や製法によって、それぞれの商品に含まれる栄養成分は異なります。またあくまで食品ですから、薬のように治療や体調改善といった過度な期待はできません。しかし、忙しい現代人にとっては、不足しがちな野菜の栄養をバランスよくとるために手軽に活用できる食品の一つではあります。


◆野菜ジュースの誤解1:「野菜の栄養はほとんどなくなっている?」

 野菜をジュースに加工する過程で、一般にビタミンCや食物繊維などは減少します。しかし、全てゼロになるわけではありませんし、鉄分やナトリウム、カリウムなどのミネラルや野菜の色素であるカロテノイドなどは、あまり減りません。

 さらに、野菜の栄養成分の中には、ジュースなどに加工することがメリットになる場合もあります。例えば、リコピンやβ-カロテンなどは、生野菜から摂るよりも野菜ジュースや加熱して摂る方が吸収率は良くなります。

 また一般に、トマトジュースに使用される加工用トマトは、生食用トマトよりも、リコピン含有量が高いので、効率的にリコピンを摂取したいのであればトマトジュースを飲むというのもいいと思います。なお、最近はリコピン含有量が高いトマトも市販されているようですが。


◆野菜ジュースの誤解2: 「砂糖を加えているから太る?」

 日本では健康志向が強く、肥満を予防改善したいという消費者のニーズに応え、「甘さ控えめ」や「野菜本来の風味にこだわる」ことを優先した商品が、増えているように思います。

 野菜ジュースに限りませんが、清涼飲料水等の表示に「砂糖不使用」と書いてある製品には砂糖は使用されていません。しかし、野菜100%ジュースでも栄養表示に「糖質」や「ショ糖」と記載されている場合があります。

 これは、砂糖は食品名で、主な成分は確かに「ショ糖」なのですが、糖質やショ糖は原材料の野菜にも含まれているので、100%野菜ジュースでも栄養表示に「糖質」や「ショ糖」と記載されている場合があるのです。「砂糖不使用」なのに栄養表示に「糖質」「ショ糖」という記載があれば、野菜由来のものと考えて良いと思います。

 また、飲みやすく味を調えるために果物をブレンドしているジュースもありますが、これも同様で「砂糖不使用」という記載があれば、野菜または果実由来のものと考えて良いでしょう。

 ただ、糖質は生きる上で欠かせない重要なエネルギー源ですが、摂り過ぎると太る原因になります。健康な成人なら、コップ1杯程度、飲みきりタイプ(約200ミリリットル)なら、1日に1〜2杯程度を目安にして、飲み過ぎないようにして下さい。

 なお、個々の製品により、カロリーや栄養価は異なるので、栄養表示をチェックし、食事全体の栄養バランスを考えて飲ることをおすすめします。


◆野菜ジュースの誤解3:「野菜ジュースは塩分が高い」?

 昔は、トマトジュースには食塩を加えて飲まれることが多く、今でも味のバランスを調えるために塩分を加えている商品も見受けられます。しかし、現代は減塩志向でもあるので、「食塩無添加」でつくられる野菜ジュースの方が多いようには思います。

 また、栄養表示に記載されている、ナトリウムの含有量=食塩と勘違いされる方も多いのですが、実際にはナトリウム=食塩(塩化ナトリウム)ではありません。

 ナトリウムは生きるためには必要なミネラルの一つで、野菜などにもわずかですがナトリウムが含まれています。そして野菜ジュースの場合も、ほとんどが野菜由来のものです。

 減塩中で、ナトリウム摂取量を食塩摂取量に換算する必要がある場合は、

「食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000」

で求めることができます。

 ナトリウムは体には必要なミネラルではありますが、その一方で塩分を摂りすぎると、血圧や他の生活習慣病に影響を及ぼすことがあるので、製品中のナトリウム量には気をつけて下さい。

 そしてナトリウムの量が気になるなら、余分なナトリウムの排出を助ける働きがあるカリウムを、一緒に摂ることをおすすめします。

 カリウムは、野菜や果物、芋、豆、海藻、きのこ等に多く含まれ、加工品なら野菜ジュースにも、多く含まれるミネラルの一つです。


◆野菜ジュースの誤解4:「野菜ジュース=野菜?」

 健康的な食生活の基本は、多様なものをバランス良く食べることです。とはいえ忙しい現代人は、野菜が不足しがちで、様々な栄養成分を手軽に摂れる食品として、野菜ジュースも選択肢の一つだとは言えます。

 しかし、健康に有効な栄養成分を含むとしても野菜ジュースだけを飲んで健康になれるわけではありません。また同じ食品ばかり、大量に摂りすぎるのも栄養が偏って良くありません。

 さらに栄養面だけでなく、野菜を食べるときは、口に入れて噛んで飲み込みます。この「噛む」行為によって、脳の血流が良くなり、唾液の分泌を促し、満腹感が得られて食べ過ぎ防止にもなると考えられていますが、野菜ジュースにはこうした咀嚼という行為がないので、野菜と同じとはいえません。

 ですから、普段の食事で野菜をできるだけ多く食べるように心がけ、野菜ジュースは野菜不足を補うための補助食品として考えるのが良いと思います。

 例えば、喉がかわいたときの水分補給や、おなかがすいたときに甘い清涼飲料水よりは野菜ジュースを選ぶと言った具合にです。

 また、食事の前に野菜ジュースを飲むと血糖値の上昇を抑え、メタボ予防効果があるという研究結果もありそうなので、野菜ジュースを上手に活用すれば、より健康的になれるのではないでしょうか。

 いかがですか?

 野菜ジュースの真実、ご理解頂けたでしょうか。あなたも、野菜ジュースを上手に活用して下さいね。


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posted by ケイちゃん at 18:31| Comment(0) | 飲料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする