2021年01月15日

NGワードを使わない「上手な怒り方」は、どんな怒り方だと思いますか?

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 あなたは感情に任せて起こってしまうことはありませんか? 良好な人間関係を築くうえで、「怒る」こともときには必要な要素ではありますが、感情的になってしまうと相手を責める形になり、人間関係に亀裂が生じてしまうこともあります。では、どうすれば部下や子ども、夫や恋人に、自分の気持ちを上手に伝えられる怒り方ができるのでしょうか。

 今日は、日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介さんのお話をもとに、NGワードを使わない「上手な怒り方」について、ご紹介したいと思います。

◆気持ちが伝わる上手な「怒り方」
 安藤さんによると、「上手に怒るためには、相手に『次からこうしてほしい』と要望を伝えることが大切だそうです。でも、伝え方や相手との関係によっては、その場の雰囲気を悪くしたり、逆ギレされて自分の身に危険が及ぶこともあり得ます。

 ですから、『ここは怒るべき?』と迷ったら、その人に怒ることが自分にとって重要なのか、そこで怒らなかったら、あとで後悔しないかを考える必要があるそうです。

 例えば、電車でマナー違反の人を注意せずに見続けるなど、『怒らない』と判断したのに、その状況を見続けるのはNGだそうです。一旦関わらないと決めたら、その人を見るのもやめるべきだそうです。

 そして、自分の子どもが社会的なルールに反する行動をした時や、仕事相手との関係性が悪く、このままではお互いにマイナスが生じる時など、『ここはきっちりと怒るべき』と判断した場合は、当たり前のことですが、それが相手に伝わる怒り方を心がける必要があります。

 その際にいちばん気をつけないといけないのは、自分の怒りの感情に飲み込まれて、相手を責めてしまうことだそうです。人は責められると『逃げるか、反撃するか』の2択に追い込まれて、聞く耳を持てなくなるからです。

 また、『強く言えば、より強く相手に伝わる』というのは、残念ながら大きなカン違いだそうで、ふだん明るい人が、いつもと違う落ち着いたトーンで話し出すだけで『えっ?』と耳が向くものだそうです。ですから、相手が聞く気になるタイミングで、相手の言いぶんを聞きながら怒ることが、その人との信頼関係につながるということです。

◆怒るときのNGワードに要注意
 誰しも強い口調で怒られると、責められた気持ちになって、反省よりも先にこわい、逃げたい、腹が立つと感じてしまうものです。

 また、普段怒るときに何気なく使っている言葉が、実は相手を責める言い方になっているかも知れないことがあるそうで、そのNGワードは次のとおりです。

●「いつも」「必ず」「絶対」
 この3つのワードは、「この前はちゃんとやったのにそれは見てくれていない」という反発を抱かせ、信頼関係を壊しかねない言葉で、かえって目の前の事実だけをシンプルに指摘した方が、相手に伝わるそうです。

●「なんで?」
 この言葉を聞くと、相手は責められたと感じて動揺し、あなたの話が理解できなくなってしまうそうです。それよりも、「どうしたらうまくいくかな」など、相手に選択権をパスする言葉を使うと相手の意識を変えやすくなるそうです。

●「前から言おうと思っていたんだけど……」
 この言葉も、怒りの度合いを強める表現なので「なんで今さらそんなことを?」「前のことは関係ない」と不信感を抱かれるそうです。ですから、怒っている理由を理解してもらうには、そのときのことだけを言った方が良いそうです。また、周りに怒りっぽい上司や友人がいる人も注意が必要だそうです。

◆怒りっぽい人から自分の身を守るためには?
 また、自分は必要最低限しか怒ることをしないという人でも、周囲に怒りっぽい上司や家族、友達がいるという人もいるのではないでしょうか。安藤さんによると、

 「自分の怒りだけでなく、人の怒りもやっかいなもの。怒りっぽい人が身近にいると、自分にも被害が及ぶことに。

くり返し責められると気持ちが萎縮して、ますます責められてしまいます。アンガーマネジメントでは『人(相手)と過去は変えることができない』が原則ですが、その人とのつき合い方を変えれば、身を守ることができます。

まず大切なのは、相手をよく観察すること。その人の怒りやすい時間、場所などがわかったら、そのときはできるだけ近寄らず、地雷を踏まないようにしましょう。

もし、その人とうまくつき合っている人がいれば、その人の接し方をマネして、怒りを引き出さないようにするのも、いい方法です。

また、怒りっぽい人ほど『お前のせいでこうなった』など、事実にとってつけたことを責めがち。事実以外は聞き流して自分を責めない習慣をつけると、相手の怒りに飲み込まれなくなります」

ということです。

 いかがでしたか?

 感情的に気持ちをぶつけるのではなく、相手にどうしてほしいかを落ち着いてリクエストすることが、賢い怒り方と言えそうです。

 相手のためを思って怒ったつもりが逆に傷つけてしまうことにならないよう、怒る機会があった時の参考にして頂ければ、幸いです。

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posted by ケイちゃん at 18:16| Comment(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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