2021年01月03日

認知症にならないためには、週に3回カレーを食べたら良いそうです


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 歳を取ってなりたくないのが、周りの人に迷惑をかけてしまう認知症ではないでしょうか。実は、この認知症から逃げるには週に3回カレーを食べたら良いそうです。

 今日は、愛知県大府(おおぶ)市にある国立長寿医療研究センターで、日本の認知症治療を牽引する同センターの老年内科部長・遠藤英俊医師のお話をもとに、カレーが認知症予防に効果的な理由について、ご紹介したいと思います。

◆遠藤医師の自室にはレトルトカレーが常備

遠藤医師が手に持っているレトルトカレーの画像.jpg

 遠藤医師によると、

「認知症の中で最も患者数が多いアルツハイマー病は、脳の神経細胞の中に特殊なゴミが溜まることで発症します。カレーなどに入れるターメリックというスパイスに含まれる『クルクミン』にはそのゴミを溜まりにくくする作用があります。’04年に金沢大学の研究で発見され、マウスの実験でもその効果が証明されている。『カレーをよく食べるインドでは、認知症の人が少ない』という論文も出てきているんです。もちろん、私も週に2〜3回は昼食にレトルトカレーをチンして食べています」

ということで、その証拠に遠藤医師の自室には、整然とした部屋の中にレトルトカレーがズラリと並ぶ専用ラックがあり、食べ終わった空き箱も、未開封のものと一緒に保管されているそうです

◆認知症研究の現状
 遠藤医師は、附属病院の老年内科で認知症患者を診る一方で、施設内の長寿医療研修センターでは「認知症サポート医」を養成している第一人者です。国内だけでなく、モスクワやタイなどからの依頼を受けて現地に赴き、認知症の啓蒙や介護制度の相談・整備に尽力しているパイオニアだそうです。

 ’12年の厚生労働省調査によると、現在、日本国内での65歳以上の認知症患者数は460万人を突破しているそうで、’25年には、実に700万人にのぼると見られ、まさに“国民病“となっていると言えます。

 そして、認知症はここ数年、「根治薬」が登場するのではないか、と言われ続けてきたそうですが、世界中の期待とは裏腹に、海外の大手製薬会社主導の治験はことごとく頓挫して、現在でも、特効薬と呼べる治療薬は誕生していないということです。

 そんな状況の中で、今、最先端の研究現場では、認知症は予防こそが最重要だという考えが広がってきているそうです。遠藤医師によると、

「検査の精度が上がり、近年では認知症予備軍といわれる『MCI(軽度認知障害)』の診断もできるようになりました。MCIの患者数は、全国で約400万人に及ぶ。うち約50%は5年以内に認知症を発症することが分かっています。私たちは、いかにこの半数の人たちの発症を遅らせることができるか、そもそも認知症を発症させないためにはどうすればいいか、という研究も行っています。実は、40代からの過ごし方で、認知症を予防できる可能性が出てきたんです」

ということです。

 その予防策のひとつが、特定の食品から有効な成分を摂取する、というものだそうです。

「認知症の新薬開発が難航していることで、何とか食品によって認知症を予防できないかという方向に舵(かじ)が切られ、世界中で研究が盛んに行われるようになっています。もともと、『レミニール』など、既存の認知症治療薬は、花の球根エキスから作られています。どのような食品が認知症の予防に有効かが模索されている中で、最近、新たに注目されているのが『クルクミン』なんです」(遠藤医師)

 実は、ターメリックの和名は「ウコン」だそうです。ですから、二日酔い対策にウコンを日常的に飲んでいる人は、知らず知らずのうちに認知症の予防を兼ねていたことになります。さらに、カレーでクルクミンを摂ることで、より予防効果が望めるというわけです。

「クルクミンは油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。カレーが苦手な人は少ないですし、どんなカレーにもターメリックは必ず入っているので、外食でもレトルトでも、食事から手軽にクルクミンを摂取することができる。カレーは理想的な認知症の予防食なんです。レトルトを選ぶ場合は、乳製品や大豆も認知症の発症リスクを下げるというデータが出ているため、チーズやヨーグルトが使われているカレーにすれば、クルクミンとの相乗効果も期待できます。家で作る時も、カレーの中に乳製品や大豆を入れるといいですね。市販のカレー粉にはターメリックがすでにブレンドされていますが、そこにターメリックの粉を小さじ1杯程度足してもいいかもしれません」(遠藤医師)

◆認知症の予防には、同時に「頭を使う」ことがポイント
 乳製品に関しては国立長寿医療研究センターが’97年から行っている研究で、一日当たりの乳製品摂取量が128g増えると、認知症の発症リスクが2割減るという結果が出ているそうですが、それに加えて遠藤医師によると、「ただカレーを食べるだけではもったいない」ということです。

「認知症の予防には、同時に『頭を使う』ことがポイントなんです。そうすると、脳の神経細胞の突起が増えて神経ネットワークが広がります。人とコミュニケーションを取る時は頭を使っていますから、会話を楽しみながら食べる。一人で食べる時は、仕事の企画を考えたり、旅行の計画を練ったりするのもいいでしょう。私は病院でカレーを食べる時は、論文を読むか、原稿の内容を考えています」(遠藤医師)

◆クルクミンの過剰摂取には注意が必要
 ただし、いくら予防効果があるといっても、度を越えたクルクミンの大量摂取には気をつける必要があるそうです。

「クルクミンの過剰摂取は、肝障害を起こす可能性もあります。たとえ身体に良いとされる食品でも、摂りすぎれば毒にもなります。特にウコンを日常的に飲んでいる人や、脂肪肝や肝機能障害がある人は量や回数を控えてください。肝臓に問題のない人は、カレーを1日おきに食べるくらいでちょうどいい。だから僕は週2〜3回なんです(笑)」(遠藤医師)

◆認知症予防のもう一つの注目成分
 さらに、認知症を予防する、もうひとつの注目成分が「ノビレチン」だそうです。もともと温州みかんやポンカンなどの柑橘類は認知症によいと言われていたそうですが、なかでもシークヮーサーにはノビレチンが突出して多く含まれているということです。

「ノビレチンは、肥満や花粉症などに効果が期待されている成分ですが、最近の研究から認知症の予防効果があることも判明し、改めて注目されています。神経細胞の活性化による記憶障害の改善作用や、アルツハイマー病の原因となる脳に溜まるゴミを抑制する作用があることが分かってきました。シークヮーサーの果肉を絞ったジュースも良いのですが、皮には果実の30倍以上のノビレチンが含まれているので、皮ごと絞ったり、マーマレードで食べるほうが多く摂取できます」(遠藤医師)

 ここで、クルクミン、ノビレチンが含まれている食品をご紹介しておきます。

クルクミンが含まれている食品一覧.jpg

◆40代から認知症の予防を
 認知症は、高齢になってある日突然発症するわけではないそうで、原因となる脳のゴミが溜まり始めるのは、発病する20〜25年前なのだそうです。

 自覚症状がないだけで、脳には40代から少しずつ異変が起きていて、この頃から、予防効果のある食品を摂り、慢性的な睡眠不足を避けることが重要だということです。そして日頃から駅やオフィスで階段を使って有酸素運動を取り入れたり、脳にゴミが溜まりにくい生活習慣を身に付けていれば、認知症から逃れられる可能性が高まるということです。

 脳細胞にはアルツハイマー特有の変化が起きていても、症状として出てくる前の段階で食い止め、未病のまま一生過ごせる可能性があるそうで、遠藤医師もそこを目指したいと考えているということです。ゴルフや社交ダンスは認知症予防には最適なスポーツなのだそうで、運動不足が気になる人はおススメの趣味だそうですよ。

 いかがでしたか?

 認知症予防は、日頃の習慣こそがものを言うということですね。カレーライスは時々つくるのですが、これからはもっと作って食べようかなと思いました。あなたも、認知症予防のために、カレーを定番のメニューにされてはいかがでしょうか。

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posted by ケイちゃん at 18:09| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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