2020年09月15日

「すい臓がん」リスク高い血液型は、どの血液型だと思いますか?


フィルター付きタバコの画像.jpg

 先日は、血液型A型の人は胃がんにかかるリスクが高いことをご紹介しましたが、今日は「すい臓がん」リスク高い血液型について、血液型の科学的調査にくわしい長浜バイオ大学教授の永田宏先生のい話をもとに、ご紹介したいと思います。

◆血液型の割合は民族で異なる
 現在では、いちばん一般的なABO式血液型以外にもRh(+)(−)のほか、100種類以上の分類があるそうで、なかでも重要なのがABO式血液型だそうです。日本人はおおよそA型4割、O型3割、B型2割、AB型1割に分けられると言われています。

 実はこの血液型の割合は、民族によって異なっているそうで、インドや東南アジアの人は、3〜4割がB型になるそうです。永田先生によると、

「じつはB型が多い地域は、コレラが蔓延したエリア。コレラは、コレラ菌が生み出す毒素によって激しい下痢に見舞われ、死にいたる病いです。日本でも江戸末期から明治初頭にかけて多くの死者を出しました。そのコレラに感染しても重症化しにくいのがB型。逆に重症化しやすいのがO型とわかってきています。このため、東南アジアではB型の人が生き残り、現在の割合になっているようです」

ということです。

◆B型の人はすい臓がんのリスクが高い
 永田先生によると、

「米国の国立がん研究所が’09年に発表した論文では、もっともすい臓がんになりやすいのはB型です」

ということです。この調査では、O型がすい臓がんになるリスクを1とした場合、なんとB型は1.72倍(A型は1.32倍、AB型は1.51倍)となっているそうです。

「すい臓がんの場合、喫煙者は非喫煙者の1.8倍のリスクがあるとされていますので、O型と比べてB型には、喫煙と同じくらいの危険性があると言えます」(永田先生)

 なお、その理由はまだ解明されていないそうですが、遺伝子のDNAレベルで、血液型を決める遺伝子と、がんのリスクを左右する遺伝子が隣り合わせていることが、なんらかの影響を与えているのではないか、という研究が進んでいるようです。

◆AB型は血栓のリスクが高い
 世界的に見て数が少ないのがAB型だそうで、A型とB型の血液凝固遺伝子を併せ持っているため、病気リスクの傾向もA型、B型に似ているそうで、中でも血栓のリスクはもっとも大きいそうです。

「正直なところ、世界的に少ない血液型なので、統計的なデータが不足していることはいなめませんが、’09年にアメリカで行われた研究ではO型に比べ1.59倍、リスクが高いとされています」(永田先生)

 いわゆる“エコノミークラス症候群”と呼ばれる肺塞栓症ですが、長い間、座っているなどして、足の静脈にできた血栓が肺に飛び、肺動脈をふさいでしまう病気です。これも米国の研究でO型の約10倍なりやすいとの報告もあるそうです。

 いかがですか?

 血液型によって病気のリスクがあるということで、極端に神経質になる必要はないと思いますが、自分はこんなリスクがあるということは、頭の隅において置く必要はあるかも知れませんね。

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posted by ケイちゃん at 17:48| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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