2019年07月28日

毎日30回かかとを上げ下げすることで、糖尿病の予防・改善、認知症や動脈硬化の予防効果が期待できるそうです


かかと落としの画像.jpg

 あなたは健康のための「かかと落とし」という運動、聞いたことがありますか? 実は、複数の医師が提唱するこの「かかと落とし」という運動が、多くの日本人を悩ませる「国民病」の予防・改善のための新たな方法として注目を集めているそうです。

 今日は、福岡歯科大学客員教授で、『“骨ホルモン”で健康寿命を延ばす! 1日1分「かかと落とし」健康法』(カンゼン刊)の著者・平田雅人さん、大阪大学微生物病研究所教授の高倉伸幸さんのお話をもとに、「かかと落とし」運動について、ご紹介したいと思います。

◆「かかと落とし」運動とは?

 平田教授によると、

「かかと落としは、背すじを伸ばしてつま先立ちになり、両脚のかかとを上げ下げする運動法です。かかとを地面につけるときに、自分の体重をかかとに伝え、“骨を刺激する”ことを意識して、1日30回繰り返します。手軽で簡単にできる運動ですが、これによって『糖尿病』の予防・改善、『認知症』や『動脈硬化』の予防効果が期待できるのです」

ということです。

 国内の糖尿病患者は、予備群を含めると約2200万人、認知症は約800万人にのぼるといわれています。また、動脈硬化が進行すれば、脳卒中や心筋梗塞など命に直結する重大な疾患を引き起こします。

 さらに、こうした運動が「高血圧」の対策としても効果が期待できると明らかになってきたそうです。日本高血圧学会によると、高血圧の潜在患者数は約4300万人で、国民の約3人に1人が悩みを抱えている疾病への新たなアプローチとしても注目が集まっているということです。

 これらの疾患について、これまでの予防・改善策は、適度な運動や十分な睡眠時間の確保といった地道な生活習慣の改善が主流になっていました。そしてこれらの疾患は、その症状が悪化すれば薬に頼らざるを得ませんでした。

 そうした状況のなかで、「かかと落とし運動」という極めてシンプルな予防・改善法が、これらの疾患の予防・改善に有効だとすれば、国民病克服に向けた新たな展開が開けるものと思われます。

◆「ふくらはぎ」のパワー
 かかと落とし運動によって、「高血圧」の予防効果が期待できる──そのことが分かってきたのは、高血圧を引き起こす一因となる「ゴースト血管」という概念の存在が、最近の研究で明らかになってきたからだそうです。

 ゴースト血管というのは、全身の細胞に酸素や栄養を行き渡らせる毛細血管に、様々な要因で血液が流れなくなった結果、毛細血管が無機能化したり、消失してしまう状態のことを指します。毛細血管が、まるで幽霊のように消えてしまうことから、そう名付けられたそうです。

 大阪大学の高倉教授によると、

「加齢や糖分・脂肪分の過剰摂取などによって、末梢の毛細血管がゴースト血管になっていきます。ゴースト血管が増えて血液の循環が悪くなると、流れにくくなった血液を押し出すために心臓への負荷が増し、それに伴って血圧が高くなると考えられます。
 ゴースト血管と高血圧の関係については、いままさに詳細な研究が進められている段階ですが、私はゴースト血管が高血圧を引き起こす大きな要因の一つになっていると考えています」

ということです。

 さらに高倉教授によると、“かかとを床から上げ下げする運動”が、毛細血管のゴースト化を防ぐ対策として有効になってくるということで、それは即ち、高血圧の予防・改善にもつながるということです。そして何故そのように考えることができるかというカギは、「ふくらはぎ」にあるということです。高倉教授は、

「ふくらはぎは“第2の心臓”と呼ばれていて、血液の巡りをよくするポンプの役割を果たしています。加えて、体内でも毛細血管が多く張り巡らされている部分にあたります。つまり、ふくらはぎを鍛えないと、多くの毛細血管がゴースト化するし、さらにそれによって全身の血流が悪化して、どんどん毛細血管が消失してしまうリスクがあるのです。
 ふくらはぎを鍛える方法としては、“その場でスキップをする”といったやり方もありますが、より簡単なのは“かかとを上げ下げする運動”です。ふくらはぎを伸縮させることで、全身の毛細血管の血流を良くすることが期待できます」

と話しておられます。

 いかがですか?

 かかとを上げ下げするだけでこんなにすごい効果があることを、初めて知りました。私も早速「かかと落とし」運動を始めたいと思います。あなたも毎日の習慣にしてみませんか?

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posted by ケイちゃん at 19:17| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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