2019年05月29日

認知症予防4つのポイントは、何だと思いますか?

 私たちが老後を迎えるに思うことは、「長生きはしたいけれど、ボケたくはないし、いつまでもしっかりとした状態でいたい。」ということではないでしょうか。

 でも、認知症になるのを防ぐことはできるのでしょうか。今日は、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實医師のお話をもとに、認知症予防のための4つのポイントについて、ご紹介したいと思います。

 今65歳以上の15%に当たる462万人(2012年時点)が認知症といわれているそうです。また、認知症になる可能性がある軽度認知障害約400万人も合わせると、高齢者の4人に1人が認知症あるいはその予備軍ということになります。そして、認知症の人は年々増え続け、2025年には700万人になると推計されているそうです。

 では、認知症にならないために、どんなことに注意したらいいのでしょうか。それには、次の4つのポイントがあるそうです。

 一つ目は、糖尿病にならないようにすることだそうです。というのは、九州大学の福岡県久山町での研究では、糖尿病の人は血糖値が正常な人に比べてアルツハイマー型は2.1倍、脳血管性認知症は1.8倍、認知症の発症リスクが高いことがわかったということです。

 糖尿病と認知症に共通するキーワードは、「慢性炎症」だそうで、脳血管性認知症は血管の動脈硬化が原因で、動脈硬化の原因は慢性炎症だといわれているからです。アルツハイマー型は脳細胞そのものが変化して認知機能が低下するのですが、これも脳細胞の慢性炎症ではないかといわれているということです。そして、糖尿病は全身で慢性炎症を起こしやすいのだそうです。つまり、糖尿病を予防する運動や食生活が、認知症の予防にもなると考えられるということです。

 二つ目は、適度な運動習慣をもつことです。歩く習慣のある人は認知症の発症率が40%低いというアメリカの研究論文があるそうで、一日10分でいいので、いつもよりも少し歩幅を広げ、速足で歩いてみるのがおすすめだそうです。

 また認知症予防に効果的な運動があるそうで、それはコグニサイズという運動だそうです。これはコグニッション(認知)と、エクササイズ(運動)を合わせた言葉で、認知訓練と運動訓練を同時にするものです。たとえば、ウォーキングをしながら、100から3を引き続けていくとか、英会話を聞きながら歩くといやり方です。つまり、体を動かしながら、頭を使えばいいだけです。

 三つ目は、料理のすすめだそうです。いくつかの作業を同時に行なう料理は、コグニサイズの代表格だということです。ただし、いつもみそ汁を作っている人が、いつものようにみそ汁を作ったのではあまり脳を刺激しないので、新たな料理に挑戦することが大事だということです。最近は、料理男子が増えているそうですが、料理初心者こそコグニサイズとしての料理の効果は高いと言えそうです。

 そして食事の内容も、重要になります。ハーバード大学が2015年11月、手料理で糖尿病リスクが下がると発表しているそうで、米国の男女10万人を調べた結果、毎日手作りの食事を食べている人はそうでない人と比べて、糖尿病になるリスクが13%も低かったということです。

 また、オーストラリアのディーキン大学とオーストラリア国立大学の研究によると、塩分の多いスナック菓子や砂糖入り飲料などを日常的に摂っている人は、健康的な食事を続けている人に比べて、海馬の容積が小さくなっているということです。海馬は記憶を司る脳の部位ですが、認知症患者の多くは海馬の機能が低下しているそうですよ。

 四つ目は、野菜ジュースを飲むことです。アメリカのヴァンダービルト医学校の研究では、野菜ジュースを週3回飲む人は、週1回未満の人よりもアルツハイマー型の発症率が76%少ないと報告しているそうです。

 鎌田先生は、長野県で43年、健康づくり運動をやってきたそうが、野菜をたくさん食べることは健康づくりにとって大事なポイントだということです。その結果、長野県は野菜摂取量が日本一になり、脳卒中が減り、がんの死亡率も日本一低くなったそうです。そして、その野菜を手っ取り早くたくさん摂るには、ジュースにするといいそうです。

 いかがですか?

 野菜は大切なんですね。少し家庭菜園をしていることもあって、我が家の食卓に野菜のない日はありません。あなたは、毎日野菜を食べてますか?

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posted by ケイちゃん at 18:58| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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