2017年08月17日

「舌」は健康のバロメーター です。あなたの舌は、ツルツルしてませんか?

 あなたは、歯磨きする時舌の掃除をしていますか?あるいは、舌の状態を確認していますか?

 食べる、話すなど、重要な役割を担っている舌ですが、毎日舌の様子を観察、確認している人は少ないかも知れません。

でも、東洋医学の世界では、舌は心身の状態を測るバロメーターとして重視されているそうです。今日は、そんな舌についての情報をご紹介したいと思います。

舌は、風邪で熱が出ているときには赤くなり、疲れてむくんだときはぽってりと腫れぼったくなります。また、緊張しているときに舌を出すと小刻みに震え、水分が足りないときはひびが入るなど、体調によって、状態が変化するのが“舌”です。

帝国ホテルプラザ内にある漢方専門薬局「薬石花房 幸福薬局」代表、幸井俊高さんによると、「血液検査も、画像検査もなかった昔、医師は患者の身体の状態を知るために顔色や脈、おなか、声、目、爪などを診ていました。その中で発展していった診断法の一つが、舌を診る“舌診(ぜっしん)”です」ということです。

幸井さんはまた、「舌の表面は薄い粘膜でできているので、その下に流れている血管や血液の状態がわかりやすい。また、新陳代謝が盛んで3日ぐらいで細胞が入れ替わるので、体調が反映されやすいのです」とも、言われています。ですから、こまめにチェックすることで、日々の健康増進に役立てることができるのだそうです。

ただ、単に舌の状態を確認するだけで良いのかというと、そういうわけでもなく、舌をみるときは、同じ時間、同じ光というように条件をそろえることが必要だそうで、そのベストタイミングは、朝起きて軽く口をゆすいだ後だそうです。また、食後は食べものの影響を受けてしまうので、避けたほうがいいということです。

チェックするポイントは、舌の色や形、大きさ、厚さ、舌の上に付着している“舌苔(ぜったい)”の色や量、状態などで、舌の動き方や舌の裏側の血管の状態も確認したほうがいいそうです。

淡いピンク色で、表面には白い舌苔がうっすらついている舌が、健康的な舌だそうです。健康な子どもの舌がその見本だそうですよ。

特に重視したいのが、“舌苔(ぜったい)”の色や量、状態などだそうです。「舌苔」というのは、食べかすや細菌、古くなった粘膜などで、一口で言うと垢のようなもので、デリケートな舌を保護する役目があり、ほどほどについているのが理想なんだそうです。

幸井さんによると、中高年に起こりやすい舌の状態と中医学的に見た体質、食養生は、次のとおりだそうです。

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まず、舌の色が紫、あるいは濃い赤/表面がまだらに紫色になっている/舌の裏側の血管が紫色で膨れている場合は、全身の血流が悪くなっている「血(けつ)おタイプ」であることが多く、高血圧の人や肝機能が悪い人、心臓病の人によく見られるそうです。

こういう時は、血液ドロドロを改善する食材(タマネギやチンゲンサイ、青魚、酢)などを積極的にとるようにして下さいということです。

舌が厚くて大きい/舌苔がべったり付着しているときは、体内に余分なアブラや水分がたまった状態の「痰飲(たんいん)タイプ」を疑おう。高脂血症の人や胃腸が悪い人に特徴的な舌だそうで、味の濃い料理や肉や揚げものなどの脂っこい料理は控えめに、飲酒もほどほどにして、とうもろこしや、ウリ科のトウガンやキュウリなどがオススメだそうです。

 表面がひび割れている/乾燥している状態だったら、水分や栄養の保持能力が低下している状態の「陰虚タイプ」かもしれないそうでう。高齢者に多く、水分や栄養をいくら入れても体が吸収しにくいタイプなので、魚やタコ、イカ、カキなどの魚介類、ヤマイモ、アスパラガス、ホウレンソウなどで水分の保持能力を高めていくと良いということです。

また、舌の状態でどんな健康問題が考えられるのかということについて、『舌を、見る、動かす、食べるで健康になる!』の著者で、「和光治療院・漢方薬局」(千葉市若葉区)代表を務める薬剤師の平地治美さんは、次のように述べられています。

まず色ですが、赤いのは熱がこもっているということを表していて、飲酒、肉や揚げもの、辛いものの食べすぎを控え、体に熱をこもらせないことが大事だということです。

逆に、白かったり、青白かったりしたときは、血行が悪くて体が冷えている可能性が高いそうで、体を温める食べものをとり、冷たい飲みものは控えめにして、冷房をきかせ過ぎないように注意する必要があるようです。

次に大きさで、いつもより大きいと感じたときは、体がむくんでいるサインで、舌の端に歯の痕がつく“歯痕舌”になっているときも同様だそうです。

なぜ“歯痕舌”になるかと言うと、水分過多で舌が膨らみ歯に当たることで、歯の痕がついてしまうからだそうです。こういう時は、冷たい飲みものやアルコールの飲み過ぎサインなので、冷たい飲み物などは控えた方が良いということです。

また、舌苔にも注目する必要があり、白い舌苔がべったりついているときは、胃腸が弱り始めている状態で、冷たいものや消化の悪い脂っこい食べものなどを摂り過ぎていることを表しているので、こういうときは肉やウナギなどのスタミナ食ではなく、豆腐など栄養価が高く、かつ胃に優しい食事をとるよう心がけて下さいということです。

一方黄色い舌苔は、体の抵抗力が落ちて胃腸の細菌バランスが崩れた状態で、口臭もきついことが多いそうです。白い舌苔よりも不調が長引いているので、まずは食事の量を減らして胃腸を休めるようにします。運動や入浴で汗をかくなどして、体から老廃物を排出するのもおすすめだそうです。

さらに、表面が割れてひびが入っている“裂紋舌”のときは、体に水分が足りていないとか、脱水状態を示しています。熱中症のときにこういう舌になることが多いそうですで、少量を何回かに分けて水分を補ったほうが良いということです。

また舌苔がまったくなくてツルツルしている“鏡面舌”や、舌苔が一部剥がれている“地図舌”があるときは、危険信号だそうで、体の抵抗力がかなり落ちているので、休養をとり、体力を回復するように努めることが大切だということです。

このほか、舌の先端がイチゴのようにブツブツしていたら、感染症などにかかっているサインかも知れませんし、舌や舌苔が黒い場合は、何らかの病気が進行しているか、薬の影響で黒くなっている可能性があるので、医療機関でしっかりと検査を受ける必要があるようです。

いかがですか?

私たちが熱が出たりして病院に行くと、まず言われるのが”舌を見せて下さい”ということですね。私もこれまであまり気にしていませんでしたが、これからは少し気を付けて舌の状態を観察して行きたいと思います。


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posted by ケイちゃん at 18:54| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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