2017年04月22日

「ヘルシアコーヒー」 には、血圧降下の副作用があるそうです

トクホマークがついたコーヒー、「ヘルシアコーヒー」を飲んでませんか?

週間新潮が報じていますが、トクホマークがついていても、実際にはその効果に疑問があり、逆に体に害を与える可能性のある商品がたくさんあるそうです。

それは、トクホ全体の約3分の1を占める「難消化性デキストリン」(難デキ)が入った商品である、「ペプシスペシャル」や「キリンメッツコーラ」、「からだすこやか茶W」、「食事と一緒に十六茶W」、そして今日ご紹介する「ヘルシアコーヒー」です。

ヘルシアコーヒーの缶にはトクホマークが輝き、〈コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)を豊富に含み、エネルギーとして脂肪を消費しやすくするので、体脂肪が気になる方に適しています〉とあります

しかし、結論を先に言ってしまうと、肝心のクロロゲン酸の体重減量効果については、欧州食品安全機関が11年に行った評価の際に否定しているので、実際に効果があるか疑問があります。欧州食品安全機関が否定した理由は、試験での食事量や運動の有無などが未記載だからです。

群馬大学名誉教授の高橋久仁子氏は、

「【腹部全脂肪面積低減効果】と書かれたメーカーのウェブページのグラフには、コーヒークロロゲン酸飲料群では右下がり、対照飲料では右上がりの線が描かれていて大きな低減効果があるように見えます。しかし、出典論文の表データから計算すると、脂肪面積の減少率は2・7%です。図左を見るとほんの少しの減少でしかないことがわかると思います。わずかな減少を大きな減少かのように広告することは消費者の誤解を招きます」


と、述べています。

また、トクホの効果が僅かな上に、こんな副作用もあると指摘しているのが、科学ジャーナリストの植田武智氏です。

植田氏は、「もともとは、コーヒー豆の焙煎時に発生する酸化成分を除去することで血圧低下に効果がある『リズムライフコーヒー』としてトクホを取得していたのですが、商品化を見送っていたのです。

改めてメーカーがトクホに申請すれば、試験や審査に手間と時間がかかる。それで、製法や中身は変えないまま、脂肪消費の効果を追加する形にして申請したのでしょう。」


と、説明しています。

つまりメーカーは、既にヒットしていたヘルシアシリーズのコーヒー版として、衣替えして発売したということです。「血圧低下」よりも「脂肪消費」で売った方が売れると計算したのでしょうか。

『リズムライフコーヒー』としてトクホを取得した時の臨床試験では、軽い高血圧症(収縮期が140mmHg以上)、及び正常高値(130〜139mmHg)の人に対して、3カ月の摂取で5mmHg程度の低下が認められたということです。


つまり、減量するつもりで「ヘルシアコーヒー」を飲んだら、減量せずに血圧が下がるということが起こり得るということで、一種の副作用と言えます。

ただ、5mmHg程度の血圧低下は、副作用といっても健康な人に必ず害のあるものではありませんが、高血圧症で薬を服用している人にとっては、必要以上に血圧を下げる可能性があり、問題があると言えます。

国の食品安全委員会でも、治療中の人がそのような商品を摂取する危険性を考慮し、メーカーに注意表示の記載を求めているそうですが、缶のどこにもそのような表記はないので、メーカーの姿勢が問われるのではないでしょうか。

いかがですか?

私たち消費者も、メーカーの宣伝文句をただ鵜呑みにするのではなく、自分なりに調べて賢い消費者にならないといけないなと思いました。


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posted by ケイちゃん at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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