2020年07月01日

太陽の下で遊ぶ時間が長い子どもは、近視になりにくいそうです


子供が風船を持って遊んでいる画像.jpg

 私は近視ではありませんでしたが、主人と子供たちは近視でメガネをかけています。あなたのお子さんはどうですか?

 実は、子どもの近視と外遊びの時間との関連が、最新の学説から明らかになってきたそうで、長い時間太陽の下で遊ぶことが近視を防ぐ対策になるそうです。

 今日は、「あなたのこども、そのままだと近視になります」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)等の著書がある、慶應義塾大学医学部眼科学教室の坪田一男教授のお話をもとに、この情報についてご紹介したいと思います。

◆外で長時間過ごさないと、「バイオレットライト」が不足する
 近年、小学生の3人にひとりは視力が1.0以下だと言われている近視国家の日本だそうです。特に都市部では、低学年から眼鏡が必要になってくるケースが明らかに増えているそうで、現代病とも言える子どもの近視を少しでも良くするために、「視力矯正」と名のつくものをあれこれと試す親も少なくないそうです。しかし、いったん悪くなった視力を回復させるのが難しいのも事実です。

 もちろん、親の遺伝的要素も近視を進める要因にはなるのですが、しかし、「我が子を近視にさせないために、親としてできることは何なのか。そしてそもそも、最近の子どもはどうして小さいうちから近視に陥りやすいのか──。」という疑問に対する答えが、外遊びの時間に関連することが、最新の学説から浮かび上がってきたそうです。

 坪田一男教授とその近視研究チームは、世界各国で報告されている「外で遊ぶ時間が長い子どもに近視が少ない」という研究データに着目して研究してきたそうで、太陽光の何が影響しているのか? という考察と同時に、強度近視を矯正する眼内レンズの治療からヒントを得て、「バイオレットライト(紫光)」が近視の進行と抑制に関与しているのではないかという仮説を立てたのだそうです。

 その後、実験を重ね、5年間の研究の後、近視の進行と抑制に「バイオレットライト」が大きく影響していることを突き止めたということです。

 「バイオレットライト」というのは、可視光の中で最も波長が短く紫外線に近い紫色の光だそうです。紫外線は、皮膚や目の老化の要因になることが広く知られていますが、紫外線により体内でビタミンDが生成され、免疫力向上や骨を丈夫にする、うつの発症を減らすなど、健康にとって必要な光であることが近年話題となっているそうです。その紫外線に最も近い可視光の「バイオレットライト」が、どのように近視と関係しているのでしょうか?

 近視は、子どもの成長過程で目が大きくなるときに、眼軸長(目の奥行きの長さ)が正常な位置で止まらずにさらに伸びてしまうことが原因なのだそうですが、坪田教授らの研究によると、「バイオレットライト」が眼軸長が伸びるのを抑制する働きをするのだそうで、近年の子供たちに近視が多いのは、外遊びの時間が少なくなり「バイオレットライト」が不足している、からだそうです。

 つまり、なるべく長時間を外で過ごして「バイオレットライト」を浴びることこそが、近視を防ぐ対策になるわけです。ライフスタイルの変容により、ゲームなどインドア系の遊びが増えて、外遊びの機会を失っている現代っ子がことごとく近視になるのは、ある種必然だったのですね。

◆UVカット加工のサングラスは近視にはマイナス!?
 そしてここで問題なのが、この「バイオレットライト」は、一般的な紫外線カットの加工が施されているガラスやプラスチックだと透過されないという弱点があるということです。400ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)以下の光をカットする特性を持つUV加工のものは、380ナノメートルの波長をもつ「バイオレットライト」もカットしてしまうからです。つまり、屋外にいても、眼鏡やサングラスをしていると「バイオレットライト」は目に入らないのです。

 さらに、UVカットが施されているものとしては他に、住宅や車の窓ガラスも含まれています。ですから、そのようなものに囲まれた環境下だと、たとえ室内や車内で太陽光に接していても、「バイオレットライト」の恩恵を享受するチャンスは極めて少なくなってしまうということです。

 つまり逆説的に言うなら、近視抑制を優先させるなら、紫外線のリスクには多少目をつぶってでも、子どもにはサングラスを与えない方がいいのかも知れません。

 子どもは大人に比べて紫外線に対する防御力が高いとも言われているそうですし、また最近では、紫外線はカットするけれども「バイオレットライト」は透過させるという、画期的なレンズを使用したアイウエアも出回りつつあるそうなので、こうしたレンズを賢く選んで、目の健康に有効な光のみを取り入れるようにしてやることが、親にできる務めのではないかと思います。

 そして何より大切なことは、子どもを外で遊ばせることが重要であるということですね。

 いかがですか?

 外で遊ばせることと近視が関係しているなんて、初耳ですね。ゲーム世代の最近の子供たちが、外で遊ぶ機会が少なくなっているというのも事実ですが、子供に近視のメガネをかけさせないためには、親としてはやはり外で遊ぶように仕向けるしかなさそうですね。

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ラベル:子供 遊ぶ 近視
posted by ケイちゃん at 17:24| Comment(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする