2020年07月07日

あなたが摂っている健康食品と薬は、飲み合わせ危険な組み合わせかも知れません


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 歳を取るとともに薬と健康食品を併用するという状況は増えがちになるそうですが、あなたはどうですか? 実際、薬との組み合わせによっても注意すべき作用が起こる可能性があるそうです。

 今日はそんな、一緒に飲んではいけない薬の種類について、薬剤師で医薬情報研究所の堀美智子さんのお話をもとに、ご紹介したいと思います。

◆サプリメントや青汁に使われているキトサンと高脂血症薬のEPA製剤
 糖や脂肪の吸収を抑える働きがあるキトサンは、サプリメントや青汁に使われているそうですが、堀さんによると、

「キトサンは脂の吸収を抑えるので、コレステロール値を下げる作用が期待できます。しかし、その性質のため脂に溶けやすい薬などの吸収も抑えてしまうというデメリットがあります。高脂血症薬のEPA製剤(血液中の中性脂肪の分解を促進する)脂溶性薬と一緒に摂取すると、キトサンが吸着するため、薬の効果が減ってしまう」(堀さん)

ということです。ただ、堀さんによれば、「同時に摂らなければ吸着による相互作用は防げる」とのことなので気を付けておけば大丈夫だと思われます。

◆虫歯予防ガムなどに含まれるキシリトールと糖尿病治療薬や高アンモニア血症治療薬
 堀さんによると、虫歯予防ガムなどに含まれるキシリトールは、実は「もともと下剤の一種だった」ということです。

「キシリトール成分入りのガムには、“お腹が緩くなることがあります”、“一度にたくさん食べると下痢をするので注意”というような注意書きがある。サプリメントや補助食品のパッケージの記載事項もよく読むべきです」(堀さん)

 一方、糖尿病治療薬や高アンモニア血症治療薬にも同じ作用があるそうで、キシリトールと一緒に摂取すると軟便、下痢がさらに起こりやすくなるということです。

◆「血圧が気になる方の食品」に含まれるラクトトリペプチドと、降圧剤のACE阻害
「血圧が気になる方の食品」に含まれるラクトトリペプチドは、降圧剤のACE阻害薬と飲み合わせると危険な症状が生じることもあるそうです。

「ペプチド類はACE阻害薬と同じ作用があると考えられているので、併用することで血圧が下がりすぎたり、血圧のコントロールが難しくなる恐れがあります」(堀さん)

 さらに、ACE阻害薬の副作用である空咳や高カリウム血症などの症状も出やすくなるということです。

 いかがですか?

 他にも飲み合わせると危ない健康食品と薬はあるそうなので、冒頭に提示した表をさんこうにしたり、お医者さんや薬剤師の方に確認するなど、服用する際には十分注意して下さいね。

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posted by ケイちゃん at 17:52| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月05日

「やる気」が起きないときの対処法として、「5分間の実行」がおススメです


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 あなたも、何かしようとしても何となくやる気が出なくて、「明日やろう」「新年度から始めよう」「締切が近づいたら手をつけよう」……と、先延ばしにすることはありませんか?

 実際私たちが、普段の生活や仕事の中でついやってしまうのが「先延ばし」で、この悪癖は、私たちの「成功」を阻む大きな要因のひとつでもあるそうです。

 今日は、そんな人生の大敵であり、私たちの自己実現を阻む「先延ばし」について語った不朽の成功バイブル『DOING IT NOW』の邦訳版である『DO IT NOW いいから、今すぐやりなさい』から、「先延ばし」を打開するノウハウについて、ご紹介したいと思います。

◆行動を起こさない限り、やる気は起きない
 やる気が出ずに先延ばしにしていることがあるなら、なんでもいいので、とにかくそれをやってみるのが良いそうです。「きっかけづくり」と呼ばれるものですが、とにかく小さな一歩を踏み出してきっかけをつくり、さらに作業を続行するかを考えるのが良いです。

 たとえば、手紙を書くのを先延ばしにしているなら、無理やり手紙を書こうとするのではなく、宛先を調べる、紙を準備する、伝えたい要点を紙に書く、といった小さな一歩を踏み出すのです。小さな一歩は、行動を伴う必要があり、これは心理的な壁を壊す効果があるのだそうです。「止まっているものはずっと止まったままで、動いているものはずっと動いたままになる」という事実に基づいているのだそうですが、ニュートンの法則は、物理学だけでなく人間の行動パターンにもあてはまるのですね。

◆「5分間の実行」で自分の気持ちに火をつける
 また、たまった書類を処理する作業のように細分化できない課題の場合は、「5分間の実行」というテクニックを試すのが良いそうです。これは、その課題をとりあえず5分間だけ実行するのだそうです。それが終われば、やめて他のことをしてもいいですし、さらに5分間延長しても構いません。確かに、どんなに面倒な課題でも、5分間だけならすぐに実行できそうですね。

 「5分間の実行」を試す際は、タイマーを使っても良いそうです。タイマーを5分にセットし、タイマーが鳴るまでどれだけのことができるかを試してみて、5分経ったときに継続したくないと思ったら、もうしなくても構いません。これは、そういうルールだからです。

 このやり方は、アルコール依存症者の回復施設で使われている方法と似ているのだそうです。

 大半のアルコール依存症者は、二度とお酒を飲まないと誓うことに抵抗を感じます。達成できそうにない目標を課されると不安になるからです。そこで回復施設では、ほんのしばらくのあいだお酒を控えるように指示します。たった5分間なら、誰でも誘惑を抑えられるからです。それが終われば、さらに5分間延長します。すでに目標を達成して自信がついたので、今度はより簡単にできます。アルコール依存症者はそうやって徐々に時間を伸ばし、やがて1日、そして1週間という具合に断酒に成功するのだそうです。

 実際、「5分間の実行」は、日常のさまざまな課題で大きな効果を発揮するそうなので、あなたも今すぐに試してみてはいかがでしょうか。先延ばしにしてきた課題を1つ選び、タイマーを5分にセットして、自分がその時間に何ができるかを見きわめてみて下さい。まるで短距離選手のように、5分間だけ全力疾走するだけです。では、早速さっそくやってみて下さい。

……
……

 たった5分でしたが、実際にやってみていかがだったでしたか? そんなに難しくなかったと思います。そして今、あなたはとても気分がいいのではないでしょうか。ずっと避けてきた面倒な課題に取り組んだ爽快感にひたっているのでは。また、作業を継続したいという衝動も感じているかも知れません。もしそうなら、その衝動に身を任せてみてはいかがでしょうか。

 いかがですか?

 「5分間の実行」、簡単な方法ですが効果があるのは間違いないので、是非試してみて下さいね。

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posted by ケイちゃん at 17:30| Comment(0) | お役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月03日

アスピリンに大腸がんの予防効果があるそうです


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 あなたは、アスピリンって薬の名前聞いたことがありますか? そう、あの解熱鎮痛剤として有名な薬です。

 実はこのアスピリンが、最近がんの予防薬として特に注目されているのだそうです。今日はこの情報について、ご紹介したいと思います。

◆アスピリンに大腸がんの予防効果がある
 1988年、オーストラリアの疫学者クーネは、アスピリンを服用している人の大腸がんの罹患率は、服用していない人より約40%も低いことを発表しました。クーネは別の試験結果の解析中に偶然このことを発見したのだそうです。

 その後、世界中でアスピリンの大腸がんに対する予防効果を検証するための調査が数多く行われるようにななったそうで、2010年、オックスフォード大学のピーター・ロスウェルらの研究チームによる発表では、アスピリンを5年以上服用した人は、服用しない人に比べ、大腸がんによる死亡率が半分近く減ったことが報告されているそうです。

 また、代表的な4つの試験を統合したメタ解析では、アスピリンの投与によって新たな大腸ポリープ(大腸がんの前がん病変)の発生は17%有意に抑制されたという結論が出ているということです。

 こうした研究から、欧米では、アスピリンを3〜4年服用すれば、大腸がんのリスクは20%程度減らせるという期待が高まっているそうで、2016年4月には、米国予防医学専門委員会(USPSTF)が、50〜60代の人に大腸がんの予防のために低用量アスピリンを毎日内服することを推奨する勧告を発表したということです。

 ただし、欧米の試験結果がそのまま日本人にあてはまるとは限りませんし、また、解熱鎮痛剤として売られている頓用のアスピリンは薬局で購入できますが、日本では長期服用する低用量アスピリンは医師による処方が必要だそうです。そして、アスピリンを投与すれば、その副作用として出血や粘膜傷害のリスクが高まるのだそうです。

 なお、実際に一般用医薬品の解熱鎮痛剤として販売されているアスピリン錠は含有量が多いため、これを長期服用するのは危険だそうですので、がん予防のために自己判断で服用することは絶対にしてはいけないということです。

◆日本人にも当てはまる?
 大腸がんは日本人に多いがんのひとつだそうで、2015年の統計によると、日本人のがんの部位別による死亡数は、男性は肺がん、胃がんに次いで大腸がんが3番目に多く、女性はいちばん多くなっているそうです。また、男女とも40歳以上から大腸などの消化器系のがんによる死亡の割合が高くなるそうです。

 これまで、アジア人におけるアスピリンの大腸がんの予防効果を裏付けるエビデンスは乏しい状況だったそうですが、アスピリンによる大腸がんの予防は、日本人のがんによる死亡率低下に大いに貢献できることが期待できるとして、2007年から国立がん研究センターや京都府立医科大学など国内19施設が参加した臨床試験「J-CAPP」が実施されたそうで、その概要は次の通りです。

 大腸がんに進行する可能性の高い大腸ポリープを内視鏡で摘出した患者311人に対して、低用量アスピリン腸溶錠(100mg/日)またはプラセボ(偽薬)を2年間投与しました。

 そして、2〜3年後の大腸ポリープの再発を観察すると、アスピリンを投与したグループはプラセボを投与したグループにくらべて、新たな大腸ポリープの発生が約40%減少しました。つまり、日本人においても、アスピリンが大腸がんの再発予防に有効であることが示唆されたということです。

◆アスピリンによるがん予防は喫煙者では逆効果!?
 J-CAPPの結果で興味深かったのは、非喫煙者では新たな大腸ポリープの発生リスクが63%と大幅に減少したのに対し、喫煙者では逆にポリープの再発率が3.45倍も高くなったことだそうです。

 このときの解析は症例数が少なく、世界でも初めての結果だったので、偶然である可能性もありましたが、その後、海外でも同様の試験結果が報告され、喫煙者のアスピリン服用で発がんリスクが上昇するのは、偶然の事象ではなさそうだということです。

 また、喫煙だけでなく飲酒についても、週3回以上お酒を飲む人はアスピリンの予防効果が減弱していたそうです。

 つまり、アスピリンで大腸がんの再発リスクを軽減できる人がいる一方で、生活習慣などの背景によってアスピリンの投与が逆にがんのリスクを高めてしまう可能性があるということです。

 また、アスピリンは安価とはいえ、多くの人が長期にわたり服用するとなれば膨大な費用がかかります。こうしたことから、実際にアスピリンによる大腸がん予防を実施するには、副作用がきわめて少なく、確実に大腸がんの予防効果が期待できる対象者を絞り込む必要があると言えます。

 そこで第2弾として、アスピリンが有効な集団を絞り込むための試験「J-CAPP2」が開始されたそうで、J-CAPP2では、大腸ポリープを摘出した患者7000人を対象にアスピリンを4年間投与し、患者の遺伝的背景や食習慣、併用している薬などが、アスピリンによる予防効果や副作用とどう関連するかを調べるということです。

 でも、なぜ喫煙や飲酒でアスピリンの予防効果に違いが出るのか不思議ですね。もしかしたら、アスピリンの服用により、タバコに含まれる成分やアルコールが体内で代謝される際に何らかの化学反応を起こして、ポリープの発生を引き起こしているのかも知れませんね。

 いかがですか?

 アスピリンで大腸がんが予防できる可能性があるという、興味深い情報でした。なお、アスピリンのがん予防効果のさらなる詳細や、がんゲノム医療の最前線については、ブルーバックス『「がん」はなぜできるのか』(国立がん研究センター研究所編)で詳しく解説されているそうなので、興味のある方はご一読下さい。

 また最後に再度申し上げておきますが、一般用医薬品の解熱鎮痛剤として販売されているアスピリン錠を長期服用するのは危険ですので、がん予防のために自己判断で服用することは絶対にしないようにして下さい。

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posted by ケイちゃん at 17:52| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする