2020年03月24日

前歯が折れた時の対処法、知ってますか?


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 あなたは、顔面を打ち付けて、前歯が根元から抜けてしまった。そんな時の対処法、知ってますか?

 実は前歯が折れた時は、折れた前歯を水で洗ってはダメだそうで、そのまま牛乳につけて30分以内に歯科医院に持って行くと、再び歯をくっつけられる可能性があるのだそうです。

 ボールに当たってしまったり、転んで顔を打ってしまったり、まさかの場面は結構あります。今日は、そんな状況で前歯が折れた時の意外と知られていない対処法について、日本歯科医師会の学術課への取材結果をもとに、Q&A形式でご紹介したいと思います。

Q:前歯が欠けたり抜けたりしたとき、まずは牛乳につける、というのは一般的な方法なのですか。
A:教科書への記載、国家試験にも出題されているのでかなり一般的です。基本的な対応として、歯が抜けたり、根元近くから欠けたりした場合は、「歯牙保存液」または「生理食塩水」、「牛乳」に浸漬します。

 緊急対応としては、最も日常的に身近にあるものとして「牛乳」が良いと思われます。牛乳がないときは、患者の舌下部に静かに置いて、来院してもらいます。

 歯科的には、「歯牙保存液」(ティースキーパー「ネオ」)が最も推奨されます。小学校や中学校の保健室に常備されているところもあるようです。

Q:牛乳につける理由はなんですか。
A:浸透圧だけでなく、pHも体液に近似しているからです。

Q:この場合、温度は常温または、体温に近いほうがいいのでしょうか。
A:常温が望まれますが、脱落歯に付着した微生物の繁殖を抑制するため、気温が高い場合は、保冷剤などで冷やした状態が良いと考えます。

Q:長い時間は持たないと思いますが、最大で何分ほど持ちますでしょうか。
A:30分以内が望まれます。衛生上というよりも、早ければ早いほど再植できる可能性が高まります。歯根膜(歯を支えている骨と、歯根の間にある薄い膜)の状態によりますが、統計的には60分くらいまでですと予後がいいようです。

Q:これ以外でも、どのような対応が望ましいのでしょうか。
A:ポイントは脱落歯の歯根膜を乾燥させないこと。再植までの所要時間です。

Q:歯がばらばらに割れてしまった場合など、再植できない場合はありますか。
A:牛乳に浸けているからOKということ全くありません。歯根膜のダメージの程度で予後が左右されます。

 脱落歯の根が破折してしまった場合、特にタテに割れたときは再植できません。また、歯根膜の乾燥や、感染がある場合は必ずその歯根膜を除去しなければならないため、再植しても正常な経過をたどらず、骨性癒着や歯根の吸収を起こす可能性が高くなります。

 歯が再植できないケースは次のとおりです。

1.長時間乾燥状態で放置されたり、歯根を洗ったりして歯根膜の機能が喪失してしまった場合。
 歯が根元から抜けた場合に、再植し良好な結果を得るためには、歯根膜が傷害をうけずに生存していることが最も大切。前述のように30分が目安。長時間乾燥状態にあった歯を、その後牛乳などにつけても無効になってしまう。

2.歯根が破折したり亀裂が入っている場合。
 歯冠(歯肉の外に出てる白い歯の部分)が破折していても、歯根が形態的に存在すれば歯を残せることは多いが、歯根の形態が壊れている場合は予後不良となる可能性が高い。

3.歯が粉々になってしまった場合。
 それでも、可能なかぎりのかけらを集め、牛乳などに浸けて歯科医院へ持参し、歯科医師の判断を仰ぐことが大切。

 いかがですか?

 ”前歯が折れたら牛乳に漬けて30分以内に歯科医院に持って行く”、知らなかったですね。思わぬ事故で前歯を折ることはあると思います。そんな時のために、今日ご紹介した情報が役に立てば幸いです。

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posted by ケイちゃん at 18:25| Comment(0) | お役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月22日

あなたは、夫のことをどう呼んでますか? パパと呼ぶのは、夫婦の満足度が急降下するもとだそうです


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 あなたは夫のことをどう呼んでいますか? パパ・ママと呼び合う夫婦が多いかも知れませんね。あるいは、子どもがいないシーンではお互いを名前で呼んでいる、という夫婦もらっしゃるのではないでしょうか。そして、付き合っていた頃、お互いをどう呼んでいたか思い出せますか?

 「人の呼び方が、人間関係においてとても重要ではないか?」、つまり「呼び方によって、相手との関係が決まるのでは?」ということを分析したのが、『あの人との距離が意外と縮まる うまい呼び方』の著者で、作家・心理カウンセラーの五百田達成さんです。

 今日は、夫のうまい呼び方について、五百田さんとのQ&A形式で、ご紹介したいと思います。

◆『サザエさん』は、あぁ見えて意外と“デキる女”!?
Q:さまざまな夫の呼び方があると思います。呼び方が夫婦関係を表している典型的な例はありますか?
五百田さん:日本を代表する家族といえば、ご長寿アニメの『サザエさん』です。今となっては時代設定が昭和なのか平成なのかかなりあやふやですが、サザエさんのヘアスタイルが当時の流行を表しているとすれば昭和20年代の設定になります。その時代に、夫婦でお互いのことを名前で呼び合っていたのはステキですよね。

 夫を「マスオさん」と呼ぶことで、お婿さん状態の夫のことをリスペクトし立てていますし、妻を「サザエ」と呼ぶことで、夫婦の鮮度もキープされています。両親や年の離れた弟妹、そして幼いわが子と3世代で暮らしながらも、どこか新婚ムードがただようのは2人が名前で呼び合うから、かも知れません。

Q:確かにあの夫婦は名前で呼び合いますね。やはり、男性も名前で呼ばれるとうれしいのでしょうか?
五百田さん:子どもが生まれると“夫は大きな長男になる”という話はよく聞きます。まさにその通りで、子どもが生まれた途端に妻は母となり、子ども中心の世界になってしまう。夫は蚊帳の外に置いてけぼりで、その結果「俺のメシ、まだ?」という子どもっぽい発言をしてしまうわけです。

 大人なのに子どもな分、妻からみるとタチが悪く、子どもが生まれた瞬間から、上の子と同じフラストレーションを夫も感じるのです。

 ですから、上の子に対する子どもの呼び方同様、時には名前で呼びかけることが効果的で、子どもが寝静まった夜の間だけでも、名前や付き合っていた当時の呼び名で声をかけてみて下さい。照れたり驚いたりしながらも、まんざらではないはずです。

◆タイプ別・夫の“うまい呼び方”とは?
Q:夫の“うまい呼び方”をタイプ別に教えていただけますか?
五百田さん:甘えん坊な夫や家事育児に無関心な夫の場合は、「◯◯さん、これお願いします」と“さん付け”+敬語で、男を立たせる方向に誘導してあげるのがおすすめです。普段、パパ・◯◯くんなどと呼んでいる夫婦なら、より有効です。名前に“さん付け”で呼ばれると、家庭にいながらも仕事モードにスイッチが入り、しゃっきりしてくれる可能性大です。

Q!:亭主関白夫やデキすぎる夫の場合はいかがでしょう?
五百田さん:この手のタイプをもっと家事育児に参加させたい時には、名前呼びやパパ呼びから「お父さん」に格上げし、より家長度合いを強調してみましょう。「お父さんなんだから、これくらいできますよね?」という具合に、夫の威厳を刺激してみてください。

Q:最近は、年上妻と年下夫という夫婦も珍しくないですよね。そんな年の差夫婦の“うまい呼び方”はいかがでしょうか?
五百田さん:うまい呼び方とは、相手との距離を近づけたり遠ざけたりするコミュニケーション方法なので、年の差夫婦の場合は、ふたりの距離を近づける呼び方がいいですね。年上妻は年下夫を◯◯さんと呼び、年下夫は年上妻を◯◯ちゃんと呼ぶ。そう呼び合うだけで、離れた年齢をギュッと近づける効果が生まれます。

 注意したいのは、年下夫の親の前での呼び方。間違っても、夫を呼び捨てにしないよう注意してくださいね(笑)。

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◆シーン別・夫の“うまい呼び方”とは?
Q:夫婦のさまざまなシーン別に“うまい呼び方”を教えてください。まずは、意外と困るのが、夫がいない場面での夫を呼び方。コツはありますか?
五百田さん:例えば、ママ友数名と会話をするシーンを想像してみましょう。夫とのできごとを話したい時、「うちの夫」「うちの旦那」「うちのパパ」「うちの◯◯くん」「うちの相方」など、さまざまな呼び方がありますよね。

 こんな時はどのように呼ぶのが正解なのか、確かに迷ってしまいます。特に、ママ友との会話は、輪を乱さないことが最優先なので、周りがどう呼ぶかを確認し、自分も合わせていくのが正解です。ママ友たちが、「うちのパパがさ〜」と言えば、自分も「パパ」で合わせる。「うちの旦那がさ〜」と言えば、自分も「旦那」で合わせる。その場にいない人(第三者)を呼ぶ“第三者呼び”の場合は、これが最善でしょう。

Q:夫に気分良く家事育児を手伝ってもらいたいシーンでは、どう呼びかけるのがよいでしょう?
五百田さん:普段パパと呼んでいる夫婦が多いと仮定して、下記の2パターンで頼みごとをしたら、夫はどちらの呼びかけに良い反応を示すと思いますか?

A:「パパ、車出してもらえる?」
B:「◯◯くん、車出してほしいんだけどなぁ」
 Aの役割呼びで言われると、「俺は雑用係か!?」という夫の心の声が聞こえてきそうです。反面、Bの名前にくん付けで言われると、デート気分がよみがえるトーンに聞こえるから不思議です。普段、パパ・お父さんと呼んでいる人は、お願いごとのタイミングだけ、名前に“くん”や“さん付け”で呼びかけてみましょう。

Q:夫婦の距離が遠いな…と感じた時の夫の“うまい呼び方”があれば教えてください!
五百田さん:心理学の世界では「パパ・ママと呼び合う夫婦は満足度が低い」という調査結果があります。子どもがいない空間でも、終日、パパ・ママと役割呼びされることに、少なからず違和感や不満があるからです。

 そして、それが夫婦の距離を遠ざけてしまう一因になります。そんな時は、子どもが寝静まった夜の数時間だけでも、お互いの名前や昔の呼び名で呼びかけてみませんか? ただ呼び方を切り替えるだけで、お互いの役割から解放されリラックスできますよ。

 「今さら、名前でなんて呼べない…」という人は、結婚記念日や誕生日だけでも名前で呼んでみてはいかがでしょう? きっと距離が近づくのを感じるはずです。

 「それでもやっぱり恥ずかしい…」という人は、ママ友が遊びに来た時などに、夫がいる前で名前呼びしてみるのも手です。ママ友から「家事の分担はどうしてるの?」と聞かれたら、「◯◯くんは料理が得意だから、週末の食事は◯◯くんが作ってくれるよ」と返してみる。本人の前で、第三者呼びを名前呼びにする作戦、これ結構効きます。ぜひお試しを!

◆夫の“うまい呼び方”これさえ覚えておけば大丈夫!
Q:いろいろな呼び方を教えてもらいましたが、忙しいママたちに究極のコツを教えていただけますか?

五百田さん:夫婦はお互いを映す鏡です。ママがパパから「おい!」「おまえ!」と呼ばれるのがイヤなように、パパもママから「ねえ!」「ちょっと!」と呼ばれるのはイヤなはずです。

 女性は、名前で呼ばれると女性ホルモンが活性化します。それと同じで、男性だってパパ・お父さんではなく、時には名前で呼ばれたいのです。自分が呼ばれたらうれしい呼び方で、パパを呼んであげてください。

 また、男性に変化を求めても時間がかかるので、ここは女性が率先して「脱・役割呼び」を始めてみましょう。きっと夫婦の距離が近づき、リフレッシュできるはずです。

 いかがですか?

 普段、パパ・お父さんと呼んでおられる方、時には名前で呼んでみたら結婚当時の気持ちに若返るかも知れませんよ。ちなみに私は、結婚当初からずっと名前で呼んでます。

 今日ご紹介したお話をもっと詳しく知りたい方は、五百田達成さんの著書、『あの人との距離が意外と縮まる うまい呼び方』をご覧下さい。

『あの人との距離が意外と縮まる うまい呼び方』.jpg

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posted by ケイちゃん at 17:40| Comment(0) | 夫婦関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月20日

健康のためには、お肉の摂取量は減らした方が良いと思いますか?それとももっと食べた方が良いと思いますか?


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 私たちが生活している中で、次々と新しい健康法が生まれています。こうした健康法に関する情報が氾濫する中で、現在、医師が執筆する「食事本」が一大ブームになっているようです。そんな本の一つで、たとえば『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』の著者は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授の津川友介・医師です。

 今日は、こうした医師が執筆する「食事本」の中から、お肉と健康との関係について、ご紹介したいと思います。

 津川氏によると、

「この本では『病気になりにくく長生きできる食事』イコール『健康な食事』と位置づけています。そのため、食材や食事法と、罹患率や死亡率との間に明確な医学的根拠があるもののみを紹介している」

ということです。

 この本の中でで特に目を引くのは「牛肉、豚肉、ソーセージやハムは健康に悪い」という記述で、その根拠となるのは2015年10月に世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)が発表したデータです。

 IARCは、ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工肉の場合、1日あたりの摂取量が50グラム増えるごとに大腸がんのリスクが18%増加、牛肉や豚肉などの場合、1日100グラム摂取するごとに同じく大腸がんリスクが17%増加するとしているということです。これについて津川医師は、

「日本人の牛肉・豚肉の摂取量は少ないため、この結果は日本人には当てはまらないという主張もあります。しかし、国立がん研究センターの研究者が行なった日本人を対象にした研究でも同様の傾向が認められています。

 また、これらの摂取量が多くなればなるほど、脳卒中や心筋梗塞など動脈硬化による死亡率、がんによる死亡率も上昇するというデータもある。できるだけ牛肉・豚肉や加工肉の量を減らし、魚や豆類、鶏肉に代替したほうがいいと考えます」

と話しておられます。

 一方、『医者が教える最強の食事術』(白澤卓二・監修)では、日本人のたんぱく質摂取量は高齢になるほど減る傾向があり、積極的に牛肉をはじめとする肉類を摂取することが効果的としています。同書の監修者で、日本のアンチエイジングの第一人者であるお茶の水健康長寿クリニック院長の白澤卓二医師は、次のように話しておられます。

「たんぱく質を効果的に摂るには魚より肉がベターです。食べ過ぎは禁物ですが、適度な脂質も必要なので、たまには豚バラ、牛カルビなども食べていい」

 一方の先生は肉はダメと言い、もう一方の先生は肉を食べなさいと言う、一体どちらが正解なのでしょうか?

 この両者の違いは、病気の発生リスクに着目するか、効果的な栄養摂取を目指すかで生まれているように想えます。

 さらに別の本、『医師が教える食事術 最強の教科書』(牧田善二・著)では、前出の津川医師による食事本と同様にWHOの研究結果から、加工肉の摂取はできるだけ避けるべきだとしている一方で、〈長寿者に肉好きが多いのも事実〉と、良質のたんぱく質や鉄分を多く含む肉類のメリットに言及していて、大腸がんのリスクにも触れた上で〈70グラム程度の赤身の肉を、2日に1度の割合で食べることをおすすめします〉としています。

 いかがでしたか?

 やはり、病気になりたくなかったらお肉の摂取量は減らした方が良さそうですね。

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posted by ケイちゃん at 17:20| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする