2019年11月11日

ブルーベリーで視力回復、コラーゲンで関節痛緩和は本当だと思いますか?


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 テレビの広告の影響もあって、ブルーベリーは「目にいい」という印象が強いですね。また、コラーゲンも体に良いという印象です。でも、実際はどうなのでしょうか。

 今日は、巷で浸透しているブルーベリーとコラーゲンの健康効果について、新潟大学名誉教授の岡田正彦医師のお話をもとに、ご紹介したいと思います。

 冒頭にご紹介したように、特定の食品や成分の健康効果が謳われることは少なくありませんが、岡田医師によるとその大前提として、

「あらゆる食材・栄養素に良い面と悪い面がある。その食品・成分ばかりを摂っていればよいというわけではない」

ということだそうで、健康効果のメカニズムを正しく知って、バランスのよい食事を心がけることが重要だということです。

◆ブルーベリー
「ブルーベリーのアントシアニン、ビタミンAが目に効く」──というのが、定着したイメージですが、実は医学的には根拠がないそうです。岡田医師によると、

「視力を保つのに、網膜でアントシアニンとビタミンAが作用しているのは事実です。しかし、これらの物質を食事やサプリで補給して目が良くなったというデータは存在しません。加齢黄斑変性症など目の病気の予防には、抗酸化物質を含む色々な種類の果物をたくさん食べることが有効だとわかっています」

ということです。

◆コラーゲン
 皮膚や骨、軟骨を形づくり、強さやしなやかさを保つ働きをしているのがコラーゲンです。それを食べることで関節痛の緩和、美肌効果を期待する人は多いのですが、しかし、食事として摂取した場合、体内で分解された後に体のどの部分でどのように利用されるかは、実は分かっていないのだそうで、岡田医師も、

「少なくとも、口から摂取したコラーゲンが肌を若返らせるなどの効果は証明されていません」

と話しておられます。

 いかがですか?

 私たちは、ブルーベリーやコラーゲンを摂れば健康になると信じ込まされていたということです。広告の力は大きいと言わざるを得ませんね。

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posted by ケイちゃん at 17:22| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月09日

大ケガで死亡してしまう確率が高い血液型は、何型だと思いますか?


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 日本では自分の血液型をほとんどの人が知っていますが、外国では「血液型、何型?」と聞くと「血液型? 知ってるわけないよ!」と笑われたりするそうです。でも、やっぱり自分の血液型は知っていたほうが良いそうです。というのは、性格判断とか相性占いとかにも使えますが、血液型によっては大ケガで生きるか死ぬかをわける大ごとになるかも知れないからだそうです。

 今日はそんな血液型にまつわる情報を、ご紹介したいと思います。

 実は、東京医科歯科大の研究チームが発表した論文によると、血液型によって、大ケガで死亡する割合が変わってくるらしいということです。2013年から2016年までに大ケガを負って救急に搬送された900名以上の患者データを分析した結果、救命を施したにも関わらず亡くなってしまった患者の死亡率はO型が28%、ほかの血液型は11%だったそうです。つまり、O型の人の方が死亡率が高いということです。

 この結果について東京医科歯科大学の高山渉特任助教は、次のように話しておられます。

「最新の研究によると、O型の人は大量出血のリスクが高いことがわかっています。
重傷を負った患者の大量出血は死に繋がってしまうものですが、血液型と外傷死の関係についてはあまり詳しいことがわかっていなかったので、血液型と死亡率の関係を探ってみることにしました。」

 そもそも血液型というのは、赤血球の正面にある抗原の型のことです。現在確認されている抗原って、実は600もあるんだそうですが、抗原は、両親から受け継いだ抗原の組み合わせで血液型が決まり、大きく35の血液グループに分けることができます。良く聞くのがABO式血液型やRh式などですね。これによって分類されたO型の人たちが、出血による死亡率が高いわけですが、ただその原因ははっきりとは分かっていないということです。ただ、研究チームによれば「O型は血が固まりにくいという性質があるため、大量出血の止血がしにくいのかも」と考えられているそうです。

 もちろんO型以外の血液型もそれぞれ特有の問題があるそうで、それは、O型以外の血液型は出血で死んでしまうということが少ないかも知れませんが、固まった血液が血管で詰まってしまい、血流を止めたりすることがあるそうです。

 いかがですか?

 ちなみに日本のO型のパーセンテージは全体の30%くらいですが、アメリカでは45%がO型だそうです。結構多めですね。

 O型の方、ケガで血が出たときはこれからちょっと気をつけるようにした方が良さそうですね。

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posted by ケイちゃん at 17:55| Comment(0) | お役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月07日

温水洗浄便座の使い過ぎは逆に危険だそうです


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 温水洗浄便座は、今やパーキングや道の駅などの公衆トイレにはほとんど設置されています。あなたのご家庭にも設置されているのではないでしょうか。

 でもこの便利な温水洗浄便座は、使いすぎると逆に肛門にかゆみが出たりすることがあるそうです。今日は、正しい温水洗浄便座の使い方・注意点について、ご紹介したいと思います。

◆排便後、どう清潔さを保つべき?
 体にとって重要な臓器である消化管。口から入った食物は消化・吸収され、不要な分は残渣物として排泄されます。肛門はこの大切な排泄部分を担うものです。

 肛門の外側は肛門括約筋と呼ばれる筋肉で覆われており、内側は粘膜です。肛門括約筋には2種類あり、自分の意志では動かせず常に締まっている状態の内肛門括約筋と、自分の意思で動かすことができる外肛門括約筋に分けられます。外肛門括約筋を動かすことで、スムーズに排便することができます。

 肛門の出口部分の粘液にも大切な働きがあり、体内への菌などの侵入を防いでいます。また、大腸内の腸内細菌も、病原体が侵入・繁殖するのを防いでくれています。

 このように体内を清潔・健康的に保つようにできている肛門部分ですが、それでも糞便は衛生的なものではありません。大腸菌を含めた細菌がたくさん含まれていますし、皮膚を刺激するインドール、スカトールなどの物質も含まれているため、便が皮膚に付いたままだと皮膚に炎症を起こすこともあります。

 そのため、ある程度は工夫して、肛門部分をきれいにしておく必要があります。排便後にトイレットペーパーで便を拭き取るのは世界的にも最も一般的な方法ですが、日本では最近は、温水洗浄便座の機能も併用している方も多くなっています。あのお尻のシャワーは、本当に気持ちがいいですよね。

◆温水洗浄便座症候群とは……使いすぎによる肛門のかゆみなど
 しかしどんなものでもそうですが、使用方法や回数・時間を適切にすることがとても大切です。

 温水洗浄をしすぎると、本来必要な肛門周囲の皮膚の皮脂まで、過剰に洗い流してしまいます。これにより皮膚のバリア機能が低下し、かぶれやかゆみなどの症状が起こることもあり、正式な病名ではありませんが、「温水洗浄便座症候群(ウォシュレット症候群)」という呼ばれ方もされています。

 また、水圧が強すぎても皮膚を傷めることになりますし、毎回、10秒以上洗浄しているような場合も、肛門周囲の皮膚の皮脂まで取れてしまいます。

◆温水洗浄便座から病気感染するリスク・気になる安全性
 また、排せつ物をノズルから出る温水で洗い流すことから、それを介して、感染症になるリスクを心配する方もいらっしゃるようですが、健常人で正しい使い方をする限り、感染の危険はないと考えられないということです。しかし、不適切な使い方による感染の危険性は完全には否定できません。

 例えば、胃腸炎で下痢としているような場合、下痢便の中にはノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどのウイルス、サルモネラ菌、大腸菌、キャンピロバクター菌などの細菌が含まれている可能性があります。ノズルからの逆流などがない場合でも、強い水圧で洗浄してしまうと、そうした病原体を便器内に通常よりも広範囲で付着させてしまう可能性は否定できません。

 そのため、皮膚炎などの感染を防ぐためにも、ノズルを自動的に洗浄してくれる機能ついている温水洗浄便座の方が、良いかも知れません。

 ノズルからの菌の逆流がないことなどは各メーカーがサイト上のQ&Aなどでも回答しているようなので、感染リスクが完全にゼロではないとは言え、深刻な持病などがある方以外は、過剰に神経質にならなくても良いのではないかと思います。

◆行き過ぎた清潔感は不健康? 適切な使い方・使用上の注意点
 温水洗浄便座は、あくまで肛門に付着した便を洗い流すためのものなので、それ以外の目的で使用することは避けた方が良いということです。例えば、次のような使い方です。

・排便刺激のための使用
・腸内洗浄のための使用
・膣洗浄のためのビデ使用

 こうした使い方を日常的にされている方には意外に思われるかもしれませんが、NGとされている使用方法なので、止めた方が賢明です。

 こうした使用をしないためには、そもそも便秘などで悩まないように普段からの生活を整えることが大切です。規則正しい生活、食物繊維を含むバランスの取れた食生活、適切な水分摂取を心がけ、乳酸菌などの腸内環境を整える食事内容を心がけて下さい。

 当然ですが、便には腸内細菌が含まれており、悪臭の原因であるインドール、スカトールという化学物質も含まれています。清潔な温水で便を洗い流し、肛門を清潔にしておくことは衛生面でも気持ち的な快適さの部分でも、とても良いことです。

 しかし、「無菌にしたい」「完全に便の成分を洗い流したい」「肛門の臭いを完全に消したい」など行き過ぎた清潔観念は、かえって肛門周辺の皮膚に炎症を起こして、肛門のかゆみなどにつながってしまいます。

 温水洗浄便座では、あくまでもさっと肛門を洗いトイレットペーパーで水分を拭き取る程度にして、適切な使用で、快適さを保つようにして下さい。

 いかがですか?

 私も、結構長い時間洗ってしまっていることがあるので、これからは気を付けたいと思います。

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posted by ケイちゃん at 17:46| Comment(0) | お役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする