2019年08月25日

あなたは、薄毛に悩んでいませんか?


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 あなたは、お風呂上りなどに、「あれ、髪の毛がずいぶん落ちている……」とか、鏡を見て「髪にボリュームがない……」とか、感じていませんか?

 実は、薄毛は今や男性だけの悩みではなく、バリバリ働く女性は“オス化”してきて、男性ホルモンが増加することにより、髪の毛は薄くなってしまうのだそうです。

 ということで今日は、『最強! の毛髪再生医療 – 豊かな髪と再び出会える本』(ワニブックス)など多数の著書で知られる、あらなみクリニック総院長の荒浪暁彦先生のお話をもとに、薄毛を予防する方法について、ご紹介したいと思います。

◆キーポイントは“血流”をよくすること

ーー女性が薄毛になるメカニズムーー

 「男性ホルモンが増えると、5アルファリラクターゼという物質がDHTという毛根を攻撃して抜け毛を促進する物質に変えます。だから男性ホルモンが多い人は薄毛が多いと言われています。

 女性も本来、男性ホルモンを持っていますが、女性ホルモンが強いうちは男性ホルモンの働きが抑えられているので、そんなに毛は抜けません。しかし年を取って卵巣機能が低下してくると、女性ホルモンを分泌できなくなるので、男性ホルモンが優位に働くことになります。」(荒浪先生、以下同)

ーーご高齢の女性はヒゲが生えたり薄毛が目立ったりしますが、卵巣機能の低下が原因?ーー

 「加齢以外にも、血流が悪くなることで卵巣機能は低下します。血管を拡張したり収縮したりするのは自律神経なんですが、昔と違っていまは冷暖房があるので、自律神経を鍛える場がなく、それが冷え性の原因の一つと言われています。自律神経はストレスに弱いので、ストレス社会に生きる女性に血流障害が多くなっています。」

◆冷房に頼らず汗をかく、きちんと寝る…

ーー自律神経を鍛えるためにはどうすれば良い?ーー

 「暑いときは冷房に頼らず、我慢して汗をかく。あとはきちんと寝ることです。睡眠中は副交感神経、起きている間は交感神経が働きますが、副交感神経と交感神経が交互に作用するような生活をしていないと、自律神経のバランスが崩れて血流が悪くなります。交感神経は攻撃神経と言われていて、男性ホルモンが優位に働きます。

 夜ずっと起きていて副交感神経を働かせなかったり、バリバリ働いて交感神経がいつも働いているような状態でいると、男性ホルモンが増えてしまいます。」

ーーほかに生活面で気をつけるべきポイントは?ーー

 「アルコールを過剰摂取すると、男性ホルモンが増えます。あと、タバコは最悪で、タバコを一本吸うだけで血管が収縮するので、血流も悪くなるし、細胞を破壊して活性酸素を増やすので、抜け毛はもちろん、たるみやシワの原因になります。」

ーーマッサージは効果はある?ーー

 「悪くはないのですが、マッサージをしたくらいで血流はそんなに良くなりません。むしろお風呂に長く入ったほうがいいです。温まると血管が開き、血液がそこに多く入るということなので、長湯をすると血流が良くなります。

 極端な話、毛皮の帽子をかぶるのもいいと思います。とにかく温めると血管が開くので、そのときは血流が良くなっています。」

ーー食生活で薄毛を改善できることは?ーー

 「生姜とか、唐辛子とかいった、体を温めるようなものを食べるといいです。唐辛子が発毛に効くというサプリもあって、温めるという意味ではそれなりには効きます。ただ、実際は毛が生えるほど効かせるのは難しく、予防的なものです。とにかく体を温めていれば卵巣は健康を保てますので、飲まないよりも薄毛にはなりにくくなると思います」

◆薄毛を予防するシャンプーの選び方

ーー頭皮シャンプーに効果はある?ーー

 「あくまでもイチ皮膚科医としての意見ですが、効果はあまりないのではと思います。皮膚は角質層、表皮層、真皮層とあって、真皮層に血管がたくさん通っています。毛根も真皮に集中しているのですが、角質層と表皮層はバリア機能がすごい鉄壁なんですよね。その壁を通り抜けて、毛根が元気になるくらいの有効成分は入らないと思います。」

ーーでは、どんなシャンプーがいい?ーー

 「リンスやトリートメントを使わないとさらさらにならないようなシャンプーはダメですね。頭皮がボロボロになります。本当にいいシャンプーは、シャンプーだけで髪の毛がさらさらになります。

 一つの選び方として、硫酸系界面活性剤とアミノ酸系界面活性剤というのがあるのですが、硫酸系界面活性剤が入っているシャンプーはごわごわしやすいです。アミノ酸系は少し高くて洗浄力も弱めなんですけど、頭皮のダメージは少ないと思います。

 私も漢方生薬、馬プラセンタなどを配合したアミノ酸系シャンプーを作ってみたところ、それに変更しただけで薄毛が改善された方は少なくないです。シャンプーのせいだったということです。」

ーーアミノ酸系のシャンプーに変えたら育毛できる?ーー

 「医学的に考えると、シャンプーで育毛なんてできっこありません。発毛に効果のある成分を直接頭皮に注射をしてもそんなにすごい効果はないのに、すぐ洗い流すようなもので発毛ができるとは考えにくいからです。

 発毛という発想じゃなく、頭皮を痛めないという発想で選んだほうがいいと思います。育毛成分というのは、外側から塗るだけではそんなに頭皮に浸透するわけじゃないからです。」

 いかがですか?

 生活習慣を改めることで、薄毛は予防できるんですね。私も最近良く髪の毛が抜けるので、シャンプーを変えてみようかなと思います。

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ラベル:薄毛 予防 方法
posted by ケイちゃん at 17:30| Comment(0) | お役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月23日

四季のある日本では「夏の夜」に心筋梗塞が増えるという研究結果が発表されたそうです


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 心臓は、ご存知の通り全身に血液を出し入れするポンプですが、この心臓自体に血液を送っているのが冠動脈血管です。もし冠動脈血管がなんらかの理由で詰まったり狭くなったりし、血液の流れが阻害されると心臓に栄養や酸素が送られず、止まったり壊死したりしてしまいます。これがいわゆる心筋梗塞(心臓麻痺、心臓発作とも)で、心血管疾患の中の虚血性心疾患の1つです。

 実は、この心筋梗塞が夏の夜に起きやすいという研究結果が出たそうです。今日は、この情報について、ご紹介したいと思います。

◆心筋梗塞のリスクを上げる喫煙
 広い意味での心臓病は日本人の死亡原因の第2位だそうですが、心筋梗塞(狭心症を含む虚血性心臓疾患)は日本人の3大死因の1つでもあります。例えば、急性の心筋梗塞(acute myocardial infarction、AMI)の場合、年間約15万人が発症し、そのうち30%が死亡しているそうです。

 心筋梗塞の原因としては、動脈硬化(アテローム性動脈硬化)などによって血管が狭くなったり詰まったりして起きるのが一般的です。国立循環器病研究センターによると、心筋梗塞予防のためには、タバコを止め、塩分や糖分、脂肪分の摂り過ぎに注意してバランスのいい食事を心掛け、高血圧や糖尿病、高脂血症などを予防すること、またストレスを避け、規則正しい生活を送ることが大事とされています。

 特に喫煙は血管の機能を悪化させ、高血圧や動脈硬化を引き起こしやすいリスク因子です。日本人の男女約4万人を約11年間、追跡した疫学調査(※1)によると、タバコを吸わない男性に比べて男性喫煙者の心筋梗塞のリスクは3.6倍、女性喫煙者のリスクは2.9倍となっているそうです。また、35本以上で4.4倍と、1日に吸う本数が増えるほどリスクは上がるということです。

 こうした生活習慣や遺伝的な要因のほか、気候の急変や環境変化などでも起きることが知られていて、1日のうちでも発症しやすい時間帯があることがわかっているそうです。急性心筋梗塞の患者1252人の発症時刻を調べた日本の大阪の研究(※2)によると、朝(8〜12時)と夜(20〜24時)に2つのピークがみられ、朝は女性と65歳以上が多く、夜は男性と65歳未満、飲酒者、喫煙者、就業者が有意に多かったということです。

 心筋梗塞は世界的にも主要な死因の1つだそうでが、国際的な共同研究グループによる世界各国の調査研究(※3)により、急性心筋梗塞が夏の夜間に増えることがわかったということです。この研究グループは、2004〜2014年の期間、地球南北両半球、計7ケ国(日本、イタリア、英国、フィンランド、中国、シンガポール、オーストラリア)で発症した急性心筋梗塞の2270症例を対象に検証したそうです。

 前述したように、急性心筋梗塞の発症パターンにはサーカディアン・リズム(概日リズム)との関係が知られていますが、1日のうち、発症しやすい時間帯があるように、季節でも冬に増加して夏に減少する傾向があり、逆に四季のある国では夏の夜間に発症しやすい傾向もあるそうです。

◆四季のある日本では夏の夜に要注意
 サーカディアン・リズムは太陽の日没とも関係するため、季節によって微妙にリズムが変わってくると考えられています。研究グループは、こうした季節による日照時間と急性心筋梗塞の発症との関係を調べたのです。

 その結果、急性心筋梗塞の発症時刻と日照時間との間には密接な関係があることがわかったのだそうです。

 例えば、赤道直下で四季の影響を受けないシンガポールでは、雨天や曇天など日照時間が少なくなると夜間の発症数が上がり、四季のある国で夏は日中(6〜18時)から夜間(18〜6時)へ発症パターンがシフトする傾向(サマーシフト)があったそうです。

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 夏とその他の季節とで日中と夜間の急性心筋梗塞数を比較した差(%)。

 夏とその他の季節とで、日中と夜間との差はフィンランドやスコットランドで小さく、極地へ近づくほど急性心筋梗塞の発症が夏の季節において昼から夜へシフトする「サマーシフト」の影響が少なくなっています。右下の折れ線グラフは、フィンランド(F1、F2)で差が小さく、スコットランドは中ぐらい、イタリア、日本、中国、オーストラリアで差が大きいことを示しています。Via:国際共同研究グループの1つである京都府立医科大学のプレスリリースより(PDF)

 つまり、日本のように四季があり、日照時間が長くなる夏に日中に起きるはずだった急性心筋梗塞が夜に起こりやすくなるというわけです。

 なぜこういうことになるかという原因について研究グループは、太陽光によるビタミンD合成が急性心筋梗塞の発症に関係しているのではないかと、推察しているそうです。この因果関係の考察には注意が必要とはしていますが、ビタミンD合成はアテローム性動脈硬化症に関係し、ビタミンDの欠乏で急性心筋梗塞の有病率が高くなることはわかっているそうなので、全くの的外れではなさそうです。

 この研究結果を受けて、もしかすると今後、ビタミンDに関係した心筋梗塞予防の創薬や診断マーカーなどの開発に発展する可能性もあり、また、その地域や国ごとで季節や時間帯によって、急性心筋梗塞の救命医療体制を整備することにも利用できるかも知れません。

 いかがですか?

 心筋梗塞は致死率20%といわれ、発症後48時間以内の致死率が高い病気なので、早期発見、早期救命治療が重要となります。こうした研究結果を踏まえると、特に喫煙者や高血圧症の人などは夏の夜間には特に急性心筋梗塞が起きるリスクに備えておいたほうがいいかも知れませんね。

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※1:S Baba, et al., "Cigarette smoking and risk of coronary heart disease incidence among middle-aged Japanese men and women: the JPHC Study Cohort I." European Journal of Cardiovascular Prevention and Rehabilitation, Vol.13(2), 207-213, 2006
※2:Kunihiro Kinjo, et al., "Circadian Variation of the Onset of Acute Myocardial Infarction in the Osaka Area, 1998-1999." Japanese Circulation Journal, Vol.65, 617-620, 2001
※3:Carlo Vittorio Cannistraci, et al., "“Summer Shift”: A Potential Effect of Sunshine on the Time Onset of ST-Elevation Acute Myocardial Infarction." Journal of the American Heart Association, DOI: 10.1161/JAHA.117.006878, 2018

posted by ケイちゃん at 17:40| Comment(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月21日

顔には「幸せ筋」と「不幸筋」があるそうです


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顔の「幸せ筋」と「不幸筋」分布図

 人間の顔の表情は顔の筋肉が作っていますが、その筋肉には「幸せ筋」と「不幸筋」があるそうです。

 今日は、「幸せ筋」と「不幸筋」の命名者であるさつま骨格矯正鍼灸整骨院総院長の薩摩宗治さんのお話をもとに、「幸せ筋」と「不幸筋」についてご紹介したいと思います。

 薩摩さんが命名した「幸せ筋」と「不幸筋」ですが、「幸せ筋」は「鍛えると顔が引き上がる筋肉」のことで、「不幸筋」は「硬くなりやすく顔を引き下げる筋肉」のことです。薩摩さんによると、

「おもな幸せ筋には、顔を頭から引き上げる側頭筋や、ほほを引き上げるきょう筋(きょうは感じのほほ)や大・小きょう骨筋、口元を引き上げる口角挙筋や口輪筋、顔をあごから引き上げる舌筋群(ぜつきんぐん)があります。

一方、不幸筋は、硬くなると額をたるませる前頭筋、目をたるませる上眼瞼挙筋、食いしばり癖で硬くなりあごの歪みや顔のたるみを招く咬筋(こうきん)、顔を引き下げる首の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や広頸筋(こうけいきん)など。幸せ筋は鍛えて強化し、不幸筋は筋膜をはがして緩めれば効果的にリフトアップします」

ということです。では早速、以下のテストで自分の不幸筋の状態をチェックしてて下さい。

■舌のまわりに歯形がついている
■エラが張っている
■ほうれい線が深い
■歯ぎしりをしている
■朝起きると肩がこっている
■パソコン、スマホを使っているとき、上下の歯がくっついている

上記のうち、ひとつでも当てはまったら食いしばり癖があるということです。

■目の大きさが左右で違う
■口が大きく開かない
■口角の上がり方が違う
■メガネがずれる
■口を開けたときあごがずれる、またはカクカクいう

上記が多く当てはまるほど、あごが歪んでいる証拠だそうです。

 いかがですか?

 あなたの不幸筋は発達していないか、時々チェックしてみてはいかがでしょうか?

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posted by ケイちゃん at 18:43| Comment(0) | お役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする